休むことなく拍動を続け、身体の活動を支え続ける心臓の構造や働きを、CGや資料映像をもとに分かりやすく概説する。『道成寺』を演ずる能楽師をドキュメントで追いながら、試練を乗り越えるヒトを支える心臓をクローズアップしている。久石譲氏の音楽が効果的。
1989年に放送された、大型ヒューマン・サイエンス・ドキュメンタリー。
循環器としての心臓・血管と、精神状態と連動した「心の臓」としての心臓にも注目。本番組司会のタモリや能楽師を例に、緊張と鼓動の関係を紹介している。技術の進んだ21世紀でも見劣りしないCGが出色のシリーズだが、今回は実写が特に素晴らしい。動く心臓内の映像は(人間のものでないにしても)貴重だ。