大富豪の息子で弁護士志望のオリヴァー(ライアン・オニール)と、お菓子屋の娘ジェニー(アリ・マックグロウ)。ふたりは偶然図書館で出会い、周囲の反対をおしきって結婚する。しかし、その時すでにジェニーの身体は白血病に蝕まれており…。
ラストの名台詞「愛とは決して後悔しないこと」も有名な、悲恋ラブ・ストーリーの代名詞ともいうべき大ヒット作で、アーサー・ヒラー監督の職人的手腕が冴え渡った代表作。古今東西に通用する普遍的ストーリーが、奇をてらう事なくオーソドックスにつづられていくのがいい。フランシス・レイによる甘美なメロディも、アカデミー賞作曲賞を受賞し、今や映画音楽のスタンダードである。なお、オリヴァーのその後の人生を描いた『続ある愛の詩』も製作されている。(的田也寸志)
ハーバード大に通う学生オリバーは、図書館で美しく溌剌とした女学生ジェニーに出会う。オリバーは高名な良家のバレット家4世で、アイスホッケーが趣味という御曹司。一方ジェニーはイタリア移民の菓子屋の娘で、趣味はバロック音楽。最初は遠慮せずにズケズケ言い合うだけの仲だったが、やがて若い2人は惹かれあうのだった。・・・
家柄のあまりの違いに臆してしまうこともあるけれど、それでもなお愛を貫き通す2人の姿が美しいです。ニューヨークの冬の風景の何と素晴らしいこと!有名な台詞、「愛とは決して後悔しないこと」と甘美なフランシス・レイのテーマ曲が、また泣かせてくれます!ラブストーリーの王道だけに、若い2人の純愛に涙してしまいました。こんな恋ができて、こんな風に愛し合えて、2人は幸せだったに違いない。そう心から思わせてくれる作品です。この映画は、お互いを想い合い、愛し合って共に生きていくことは本当に美しく、幸せなことなんだと教えてくれました。