エディターレビュー
三谷幸喜が2000年に劇団東京ヴォードヴィルショーに書き下ろした舞台劇を、市川準監督がツボにハマったキャスティングで映像化。せつなくて、笑えて、泣ける、見ごたえたっぷりのラブコメディだ。 時は明治13年。維新の功労者、坂本竜馬の13回忌に出席させるため、新政府の役人でかつての竜馬の部下・覚兵衛(中野貴一)は竜馬の妻であったおりょう(鈴木京香)を尋ねる。おりょうは甲斐性のない情けない男・松兵衛(木梨憲武)の妻となっていたのだが、腰が落ち着かず、竜馬に似た愛人の虎蔵(江口洋介)と駆け落ちを企てていた…。 男と女の愛のすれ違いを、絶妙なシュチュエーションに乗せて描いた脚本が秀逸。そこに市川監督ならではの叙情テイストをたっぷり注ぎ込み、キャスト陣がのびのびとアドリブを演じている。木梨×中井の息の合ったやりとりは必見! どんな男をも引き付けるが、愛した男はすでにこの世にない、おりょうの悲しみを熱演した鈴木京香のいい女っぷりも見事。(茂木直美)
カスタマーレビュー
主役不在(坂本龍馬)のアプローチ 竜馬の妻とその夫と愛人 [DVD] 木梨憲武
が良かったと思います。
誰もがよくご存じの坂本龍馬にスポットライトを当てた作品は、はっきり言ってもう見飽きました。 あえてそんな作品をまた作るようであれば、はっきり言ってそれは「憧れの龍馬を撮りたい、演じたい!」という制作者や役者の自己満足じゃないかと思うんです。
誰もが龍馬役をやりたい、「ロミオとジュリエット」で言うロミオ役をやりたい。でもそれでは何処かで観たような、似たような作品になってしまう。龍馬がまぁまぁ好きな人でも次のシーンが大体予想できてしまう。
だったら龍馬の死後、お龍の人生はどうなったんだ??? というアプローチに方向転換。 面白いじゃないかっ。。。 主役不在の大舞台、大波乱やドタバタ劇を楽しく期待してしまう。 そして実際スゴク面白かった! 三谷幸喜さん、あなたは天才です!
鈴木京香のお龍っぷりがいい。 竜馬の妻とその夫と愛人 [DVD] 木梨憲武
三谷さんは本当にキャスティングが上手いです。 ダメ夫に木梨憲武、お龍さんに鈴木京香、偽竜馬に江口洋介・・・ 木梨さんのだめっぷりと、京香さんの色気たっぷりのいい女っぷりがとてもいいです。笑えて泣けて、心が温まる三谷ワールド! 毅然としていたお龍さんが、夫の元を去る時に、竜馬を捜すように竜馬の名を叫ぶところで号泣しました(T-T) やっぱり竜馬のことをそんなに愛していたのね・・・号泣 そして最後に衝撃の事実が! えーっ!てな感じで終わります。 でも、竜馬役にトータス松本を出すとは・・・ すごいよ三谷さん!!
はずしの美学。 竜馬の妻とその夫と愛人 [DVD] 木梨憲武
「なんでこの人この立場で、この状況でこんなこと言うの?」 それが笑いとなって成立してしまう、はずしの美学映画。 もう最後はメッチャクチャ!! 木梨さん個性出しすぎ!この人じゃないと絶対言えないセリフ、 「あっ、やっちゃった〜〜・・・」で爆笑(≧▽≦)!! これが気になるだけで観ても損なし! 木梨さん好きならなおさら観るべし!! プラス中井さんの可笑しな役どころ好きなら絶対観るべし!!!
ノリさん、凄い 竜馬の妻とその夫と愛人 [DVD] 木梨憲武
面白い。 鈴木京香ののびのびしたおりょうも、江口のしつこいくらいの男っぷりも中井のストイックさも(まあ、いろいろ観てるうちに誰も彼も違う魅力が出てくるんだけど)どれも良い!でもやっぱり、ノリさん凄いなぁーって思った一作。 松五郎だけが、おりょうを“竜馬の愛した女”じゃなく彼女として見てるっていうのが、ノリさんの情けない、しょぼしょぼした目線で判るってのが凄く好き。三谷作品が根本的に駄目…って人にはツライんだろうけど、数々のおふざけも好きです。作ってる側が、とても楽しく作ってるってのが感じられて。
木梨 × 中井 竜馬の妻とその夫と愛人 [DVD] 木梨憲武
三谷作品らしく、スケールの小さな、狭い人間関係の中で右往左往している一生懸命な人達をあったかく書いてる作品。 木梨憲武の弱くて、ダサくて、かっこ悪い男っぷりの熱演が光る。 「俺、生きてっから。竜馬は死んだけど、俺生きてっから!」 金も無い、力も無い、学も無い。でも、好きなんだからしょうが無いじゃん。ってね。 中井さんもいいねぇ。キリッとしつつ、じつは下心ムンムンなこの台詞。 「じゃぁ一回だけ」 大爆笑。これまた、男の正直なところですな。
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