エディターレビュー
若きハスラーのエディ(ポール・ニューマン)は、名人ミネソタ・ファッツ(ジャッキー・グリーソン)に勝負を挑み、前半はリードするがやがてボロ負けし、酒浸りの生活へと転落。しかし、愛人サラ(パイパー・ローリー)の自殺を機に、再びファッツに挑戦していく。 ビリヤードの世界に生きる男たちの非情な戦いを描いたロバート・ロッセン監督の名作で、何と全編の3分の2がビリヤード・シーンということでも特筆すべき意欲作。若き日のポール・ニューマンの熱演と、ジャッキー・グリーソンや悪徳マネジャー役ジョージ・C・スコットなど名優とのバランスも素晴らしい。アカデミー賞では撮影・美術監督賞を受賞。なお、ポール・ニューマンは続編『ハスラー2』で念願のオスカーを手に入れることになる。(的田也寸志)
カスタマーレビュー
若き日の、ポール・ニューマン ハスラー [DVD] ポール・ニューマン
〜今は、たまに渋いおじいちゃん役で冴え渡る演技をしているが、そんなニューマンにも若き日が当然あり、その当時は本当に格好の良い、美男子で人気があったのである。 しかし、今時の美男子俳優とは違い、美男子だから主演を取れるなんて言う生易しい世界ではない。だから、映画の世界さながら、実力が無くては生きては行けない、厳しい世界なのである。 そ〜〜んな世界の映画だからこそ、何年経とうが観て感動の出来る映画なのである。ビリヤードのルールが分からなくても、この映画の魅力が半減する事は無い。〜
勝負師の人生とは!? ハスラー [DVD] ポール・ニューマン
ポール・ニューマンが若い! ビリヤードシーンは凄い迫力で、「手に汗握る」というのを実感できる。 それにしても、勝負師というのはハードな人生を送るものだなぁ。。。 とにかく、古いけど面白い作品なので是非鑑賞しよう!
カッコイイ!! ハスラー [DVD] ポール・ニューマン
全編を通じて、映画の雰囲気自体がものすごくカッコイイ映画です。こういう映画を見て、その映画が持っている雰囲気をいつも心の中に持ちつづけながら育った当時のアメリカの男子は、今もきっとカッコイイ大人になっているのではないでしょうか。 非凡な才能を持ちながらも、血気盛んですぐに熱くなる若手ハスラーのエディー(ポールニューマン)は、勢いに任せて名人ミネソタ・ファッツに挑戦する。初めこそ持ち前の勢いでリードするものの、最終的には四十時間という激戦の末、精も根も尽き果てて、ぼろぼろに敗れ去る。その後、エディーは敗戦のショックから酒浸りの生活となり、相棒まで失ってしまうが、ある日、自分と同じような境遇のサラという女性と出会い互いに引かれるようになる。いっときは己の苦しみをサラと分かち合い、穏やかに暮らしていたエディだったが、己の体に宿る勝負師の血には逆らえず、悪徳マネージャーのゴードンに言われるがまま再び勝負の世界に戻っていくが・・・ 最大の見所は、始めの方に収録されているエディとミネソタ・ファッツとの死闘の場面でしょうか。この試合風景がこの映画全体の渋さとしびれるようなカッコよさを作り上げていると思います。このシーンでは、若いポールニューマンが演じるエディももちろん良いのですが、相手役のジャッキー・グリーソン演じるミネソタ・ファッツの渋さが際立っています。このミネソタ・ファッツは文字通りでっぷりと太った中年男なのですが、この中年太りの男がスーツをビシッと来て胸にカーネーションをさしながら自身満々にプレーするところになんとも言えない色気があるんです。他の映画であれば、こんな体系の崩れた男はチョイ役でしか起用されないのでしょうが、そういった中年の男の持つ魅力を引き出しているあたりがこの映画の魅力なのだとおもいます。
スキルとハート ハスラー [DVD] ポール・ニューマン
この作品は、ポールニューマン演じるエディの成長の物語であるが 僕は、個人的にあの悪役マネージャーの存在がとても興味深かった です。 言葉は厳しく、エディのことを「落伍者」呼ばわりするのだけれど その原因がどこにあるのか等結構論理的に説明したりしていて、 エディがプロのハスラーになるための助力をしているように思えた からです。 この映画にみなぎるストイック間は、この映画をより深いものに しているなと感じました
これを見ずしてポール・ニューマンは語れません ハスラー [DVD] ポール・ニューマン
HUSTLERの本来の意味は、ならず者だとかイカサマ師だとか特に賭け事を生業としているヤクザな男を指す言葉なのですが、いまやビリヤードをプレーする人々の代名詞。ビリヤード愛好者たちはたとえどんなに素直で誠実な人柄であったとしてもハスラーの汚名(?)を着せられてしまうのです。すべてはこの映画から始まりました。さらに20有余年後の続編「ハスラー2」で日本中にプールバーブームを巻き起こし、間違った英語のまま世間に広く知られるようになったのです。 本作でニューマンはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされます。その演技たるや秀逸。宿敵との対決場面における鬼気迫る表情。吹き替えなしのプールシーン。恋人にだけ見せるあどけない甘えた微笑。酒に溺れ、運に見放された男の堕落したさま。場末の撞球場で「教会のようだ」とその静寂を皮肉った呟きにカーレーサーでもある勝負師ニューマンの片鱗が窺えます。 ストーリーはきわめて硬派でストイック。ニューマン演じる疾風のエディが巧者ミネソタ・ファッツとの勝負を通じて一流のプレイヤーとして成長していきます。カネと酒と女。それらは絶えず入り乱れ、男たちは不幸と喪失を繰り返すのです。そしてエディは大きな代償を払うことになります。全編に渡って深く重い哀しみが漂います。ただの球撞き映画ではありません。 続編のプールシーンはすべてナインボールですが、本作はストレートプール。地味ですが最も奥深く難解なゲームです。日本でも相当な腕前でないかぎり誰もプレーしません。そのようなゲームシーンを多彩なカメラワークで観客を飽きさせずに映し出した本作がアカデミー賞撮影/美術監督・装置賞を受賞したのも頷けます。 ビリヤード愛好者のみならず、映画ファンも必見であることは間違いありません。映画史に残る名作です。
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