ストーリー自体はいたってシンプルなのですが、見終わったあとに希望が持てる作品です。主人公の少女、その家族が抱えるごく日常。シリアスかと思うとコミカルなシーンもあり、身近だからこそこの物語の暖かさが伝わってきます。
親と子の絆、人と人とが接するということが爽やかに、かつ繊細に表現されています。
テレビドラマでありながら、明らかに作品自体は映画そのもののアプローチ。篠田昇さんの絶妙なカメラワークも魅力です。主人公の前田亜季さんの演技力には圧倒されました。
是非、多くの方にこの作品の「空気感」を味わって頂きたいと思います。
一押しです。
眠れない夜を過ごし、家を出た香織。母や父への複雑な思いがその底辺にあったのだが、祖母と祖父の、また祖母の母の間にもあった「ねじれ」を知り、わだかまりが解けていくことを感じる。また、生きがいを見つけることで変っていた祖母を見て、自らも夢に向けて頑張ってみたいと思う。
香織が母の、母もまた母自身の心に気付いた夜、香織は眠ることが出来るようになっていた。そして祖母の初飛行を前に、香織は自らの心を母に打ち明け、母も娘の成長を理解する・・・。前田亜季の表現力が素晴らしく、感動をとても大きくしている。ファンは必見。