つい先日、東京で開催されたパヴァロッティ氏のファイナルコンサートを拝聴し、腰掛けなければ歌えない氏の姿に、ワールドカップサッカーで来演した際の「三大テノール」の舞台に比して、少し淋しい思いがいたしました。
往時を偲ぶDVDを入手したいと願ってネット検索で探し当て、お送りいただいた嬉しさは、格別なものがございました。
これぞ、三大テノールの晴れ舞台と、繰り返し聴きました。
今、ハイビジョンの美しいサウンドと映像を見聴きしながら、夜なべ仕事でコンピュータに向かっています。
もはや今日、三大テノールも「商業化」してきているが、これは「イベント」として初めて三人が集ったもの。今後も4年おきに続くとはつゆ知らず、本日限りという気持ちで気迫あふれる名演奏に徹している。
その後のアメリカ、フランスでは、選曲が開催国に偏っていたが、本作品は全世界的な視点とオペラのマスターピースで構成されている。名曲「マレキアーレ」が入らなかったのは残念だが、メイキング編(別売)ではピアノを囲んで三人が楽しそうに熱唱しているので、そちらも必見。
舞台はローマの古代遺跡、音響の都合上2つのオーケストラを動員しているが、いずれも大迫力に寄与している。「星は輝きぬ」のバックとしてこれ以上ない最高の舞台である。
さらにCDには収録されなかったオーケストラのみの演奏が入っている。オペラで忘れてはならないヴェルディの曲は、ここでカバーされている。
Disc1
1.歌劇「アルルの女」~フェデリコの嘆き(チレア)
2.歌劇「アフリカの女」~おおパラダイス(マイアベーヤ)
3.歌劇「トスカ」~妙なる調和(プッチーニ)
4.喜歌劇「ほほえみの国」~君はわが心のすべて(レハール)
5.つばめは古巣へ(ディ・クレシェンゾ)
6.カタリ・カタリ(カルディッロ)
7.歌劇「シチリア島の夕べの祈り」~序曲(ヴェルディ)
8.帰れ,ソレントへ(デ・クルティス)
9.グラナダ(ララ)
10.サルスエラ「港の酒場女」~そんなことはあり得ない(ソロサーバル)
11.歌劇「アンドレア・シェニエ」~ある日青空をュめて(ジョルダーノ)
12.歌劇「トスカ」~星は光りぬ(プッチーニ)
13.歌劇「トゥーランドット」~だれも寝てはならぬ(プッチーニ)
14.フィナーレ・メドレー
15.オ・ソレ・ミオ(ディ・カプア)
16.歌劇「トゥーランドット」~誰も寝てはならぬ(プッチーニ)