「星のかけらを探しに行こう」で、杏子さんの声の魅力を再確認し、このCDを手にしたのですが、全16曲、それぞれに切なかったり、ド迫力だったり、色っぽかったり、あらゆる杏子さんの魅力を感じるアルバムでした。
バービーボーイズ時代を思わせるような楽曲から、バラード、ロックまで、彼女のふり幅の大きさに振り回されながら、飽きずに聴けます。
郷ひろみ、スガシカオ、山崎まさよしなどなど、組む相手が誰であれ、合わせてしまう。バービーボーイズの魅力は、杏子さんの魅力によるところが大きかっのかも。
彼女の声がやっと実年齢に追いついたというか、落ち着きから激しさまで女性のさまざまな面が表現されていて、これからが楽しみ。
どんな歌でもこなせそうという点では、山口百恵っぽい人かも。
杏子(元バービーボーイズ)のソロ活動10年間の集大成。
独特のハスキーボイスは、人生の切なさや悲しみを知り尽くした大人の
女性でなければ出すことのできない優しさや強さと温かさを感じさせる。
さまざまなアーティストとのコラボレーションにより、杏子だけでは
限界のあった詞や音の世界に幅を出すことに成功しており、その過程で
吸収するものが多かったことを伺わせる。
3.「キスと嘘」は、永瀬正敏のアルバム『CONEY ISLAND JERRY FISH』
所収の「アメとムチ」と同曲歌詞違い。男女のそれぞれの立場で歌ったもの。
5.「地団太☆2002」は山崎まさよしがアマチュア時代に作った曲。
7.「MISS NANCY BOY」ではデビュー前のスガシカオのコーラスが聞ける。
タイトルの意味は「女々しい男」とか「軟弱な奴」という意味。
元ちとせに提供された10.「夜に詠めるうた」のようなしっとり歌い上げる
静かな曲をこなすとともに、それとは対極的な美空ひばりトリビュート
アルバム所収の12.「真赤な太陽」のダーティーに歌い上げる迫力ある
ボーカルも圧巻。(アルバム『taking a trip down MEMORY LANE』の
ライナーズノート、オフィシャルHPの曲解説 参照)
全16曲収録されており、杏子のさまざまな持ち味に多角的に
アプローチできる点でもお得感のある一枚。
個性がいまひとつ見えない女性シンガー。コラボレーションを中心とするアルバム。コラボの難しい部分とはデュエットする相手が自分よりも知名度があったり歌がうまかったりすると『食われてしまう』ということ。なのでアメリカではこのへんのセレクションはかなりシビアになっておる。相手と力関係が拮抗していればいいのだけれども。ベストコンピになっており、なんだか統一感はいまひとつ。マジックが発生していたり、原曲にあらたな魅力を付加できているのはちょいとないなああああああ。ボーカリストとしての迫力不足か。10点中4点
Disc1
1.最初の Yai Yai(鈴木雅之 Guest Vocal:杏子)
2.DISTANCIA~この胸の約束~
3.Kissと嘘
4.魅惑の同窓会(パーティー)(郷ひろみ Guest Vocal:杏子)
5.地団駄☆2002
6.ALL ABOUT EVE(MILLENIUM EVE)
7.MISS NANCY BOY(Re-mix)
8.HALNAIM
9.イジメテミタイ(DrugOn Mix)
10.夜に詠める うた
11.星のかけらを探しに行こう Again(福耳)
12.真赤な太陽
13.未来世紀クラブ
14.セブンティーン
15.Hello Alone
16.10 Years After(福耳)