エディターレビュー
1972年2月。連合赤軍によるあさま山荘人質拉致籠城事件10日間の攻防を、佐々敦行(役所広司)をはじめとする警察側の視点から描いた超大作。原田眞人監督は、単なる実録ものにはせず、警察庁と長野県警の確執をブラック・ユーモア仕立てにし、その狭間に立たされる佐々の苦悩をヘラクレスの神話にたとえながら浮き彫りにしていく。あさま山荘を『激突!』のタンクローリーのごとき姿が見えない不穏なものとみなし、若き機動隊員たちを当時公開されていた『ダーティハリー』『フレンチ・コネクション』といったはみだし刑事たちの姿になぞらえる。さらにNY市警にアイルランド系が多いことから、アイリッシュ感覚の音楽を全編に流し、9・11NYテロ事件のオマージュを図るなどなど、実に仕掛けの多い一級の娯楽作品に仕上げている。(的田也寸志)
カスタマーレビュー
娯楽映画ですね 突入せよ!「あさま山荘」事件 2枚組DTS特別版<初回限定版> [DVD] 役所広司
娯楽作品として鑑賞する映画としてはよいできで、アクションなどもリアルで楽しめると思います。
ただし、ノンフィクション作品としての評価は星1つ(本当は0.5にしたい)です。
確かに連合赤軍は、あさま山荘にたてこもり警官と銃撃戦をくり広げ、警官を射殺したのは事実です。でも、この事件を理解するには、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を観なければこの事件を正しく理解できないからです。
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」をみればこの事件の罪は、国家に対するテロ活動等ではなく人に対する反人道的な犯罪(最近の拉致監禁殺人事件のような)として理解し裁かれるべきものだと感じるはずです。
連合赤軍事件は、なぜ彼ら彼女たちがそのような行動に至ったか、彼ら彼女たちがどのような人物なのかを知る必要があるのではないでしょうか。
私は、この映画で描かれているように彼ら彼女たちが冷酷無比な過激派ではなく、単に利己的な未成熟な子供の集団と感じています。
両方の映画を観れば、そんな彼ら彼女たちにムキになって相手をした警察が、子供相手に本気でけんかした独善的な大人にみえて滑稽にうつるでしょう。
人質籠城事件ではなかったわけですから...
配役や内容、完璧です。 突入せよ!「あさま山荘」事件 2枚組DTS特別版<初回限定版> [DVD] 役所広司
昔の警察は、こんなものなんだ。とノンフィクションで感じられるものでとても
面白い作品でもう10回は見たでしょう。「ヘラクレス」こと役所さん含め、いい
配役です。
一度見たら二度、三度と見たくなる傑作です。
日本映画を侮るなかれ!! 突入せよ!「あさま山荘」事件 2枚組DTS特別版<初回限定版> [DVD] 役所広司
劇場に足を運べなかったのが残念な作品の一つで、個人的にはけっこー期待していました。その期待を裏切ること無い作品で、昨年あたりから続く「日本映画もやるな!!」作品の一つとなりました。役所コウジの演技は素晴らしく、脇を固める俳優陣も言い出したらきりが無いくらいの圧力でした。個人的には、松尾スズキと武田真治が良かったと思うのですが、他に見た人はどうでしょうか? 本作は、実話を基に制作されたもので、スリリングな中にも、笑いあり、ヒューマンドラマありでした。皆さんにも是非とも見てもらいたい作品ですよ!! ひさびさにUEPINNの一言のコーナー 特攻隊に選出された一人の若者が友達に話した一言。 「誰かが行かなくちゃいけないんだ。だからオレでいいんだ。」
熱き男たちの物語。 突入せよ!「あさま山荘」事件 2枚組DTS特別版<初回限定版> [DVD] 役所広司
佐々淳行さんの原作を読んでいたこともあって、 期待してこの映画を見たのであるが、 やはり期待は裏切られなかった。 ややストーリー進行ののテンポが悪い気もするが、 この映画の本質である、信念に基づき突き進む男たちの 美しくも熱き姿はしっかりと描かれている。 DVDの副音声にある、原作者佐々さんの臨場感あふれる解説が 当時の姿を思い描かせてくれて 彼らの世界にあこがれている私には大変うれしかった。
面白かったです 突入せよ!「あさま山荘」事件 2枚組DTS特別版<初回限定版> [DVD] 役所広司
佐々氏の原作を読んでから見たので、赤軍派が描かれていないとか、佐々氏ばかりがええかっこしてるとかいう印象はもたなかった。当事者としての佐々氏の視点から描かれているのだからこうなるのは当然だと思う。久しぶりに面白い邦画を見た。でも、もっと過激派の連中を極悪に描いてもよかったかなという感じもしないではない。
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