2001年製作のDVD。原題は"J.R.R. Tolkien : Master of the Ring"。内容は『指輪物語』の粗筋と執筆の背景、研究者や批評家、ファンによるコメントなど。
最初のCGマップがお手軽なRPG風でとほほ。イメージとして使われているのがヒルデブラント兄弟のイラストなので好き嫌いが別れるところでしょう。ちなみに実写シーンにはすべてエフェクトをかけて皆様のイメージを……かなり壊してくれます。
分析の方の見どころはローハンのくだりが、トールキンの学術的業績である『ベオウルフ』の影響下にあるというあたりくらい。ちょっと面白かったのは最初の映画化ではビートルズがキャスティングされていた、という裏話。ジョンがゴクリ、ポールがフロドにはなるほど、というかぽしゃってよかったというか。なお、御大の長男と娘がコメントしているのですが、あの鼻と顎はトールキン家の顔なんだ、となっとく。
映画で入った初心者向けとは言い難く、一種のコレクターズ・アイテムですね。