この作品は実話をもとに映画にしたと聞いています。とてもクールな感じで良い映画でした。実は『カミナリ走ル夏』の方が先に観て渡辺一志の大ファンに成りました。渡辺一志の作品って友情の大切さをさりげなく入ってるのが心に突き刺さります。有り難う 一志!
この映画を見た時、ある衝撃を受けた。スタイリッシュで一つ一つの画が美しい。飄飄たる若者が海岸で戯れる。彼らは何を考えているのか分からない。寂しい海を背に、砂浜はまるで砂漠のようにどこまでも果てしなく広がり、彼らの心は乾いている。いや、渇いているというべきか。ザラツキ感と突き刺すような音楽がこの渇きを刺激する。気づくとはまってしまう映画である。
独特のノイズのかかった画面、懐かしいような色合い、そして乾いた空気感。
色んな意味で「現在っぽい」映画だと思う。
世の中のモラルなんて関係なく生きるやんちゃな3人と拉致された男の子。その間の微妙な心情は友情と言っていいと思う。その「かんじ」がすごく理解できた。そういう意味でこの映画は私にとってスーパーリアリズムだ。
劇場公開された時、初めて自分でお金を出して2回観に行った。もっと長くやってたらあと2回は観たかった。
この映画を観た後、いつもの見慣れた街は少し違って見える。