エディターレビュー
仇討ちに加勢する助太刀屋稼業にハマり、「助太刀屋助六」を自称する主人公(真田広之)が、生まれ故郷の上州に帰ってくる。時あたかも脇屋新九郎(鶴見辰吾)と妻木涌之助(風間トオル)が兄の仇討ちをしようとするところで早速売り込む助六だが、あっさりと断られてしまう。仇討ちの検分役である関八州取締出役・榊原織部(岸部一徳)が到着し、仇討ちが始まる。脇屋たちの仇である侍の片倉梅太郎(仲代達矢)は斬られ仇討ちは終わるが、実は彼こそ助六の父親だった。 終始ハイテンションな真田広之が、画面狭しと飛び、跳ね、駆け回り、この時代劇アクション・コメディーを強引なまでに引きずり回す。90分弱といったコンパクトな上映時間に、岡本監督得意の軽快な演出と、芸達者な俳優陣の、ひとくせありそうな演技が詰まっている佳作。冒頭の仇討ちシーンにちらと顔を出す、岡本作品常連の怪優・天本英世の不気味さが目を引くが、彼にとってこれが最後の岡本作品出演となってしまった。(斉藤守彦)
カスタマーレビュー
んー岡本喜八ワールド 助太刀屋助六 [DVD] 真田広之
なんて言うんでしょ
市川崑が時代劇を作ったら「あ、市川崑だ!」って思うように
「あ、岡本喜八だ!」って感じの時代劇です
B級の面白さがにじみ出た独特の間合いの
娯楽的アクション活劇満載の現代的な時代劇です
僕は「イースト・ミーツ・ザ・ウエスト」も面白かったし、この作品もけっこう好きですけど
独特のテイストなので古典とか王道の時代劇を好む人など
合わない人はあるかもしれませんね
喜八節炸裂 〜痛快ジャズ時代劇〜 助太刀屋助六 [DVD] 真田広之
「EAST MEETS WEST」では少々から回りした喜八節だが、今回は久しぶりの山下洋輔と組んでテンポのいい痛快時代劇として炸裂している。 舞台を宿場町に限定させ、その箱(空間)の中でところ狭しと飛び回る真田広之、テンポの良い会話、そして和太鼓や笛とコラボレートした山下洋輔のジャズ。無駄な部分を削ぎとったシンプルなストーリーをリズミカルに進め、いわゆる時代劇というよりもジャズセッションにあわせて映像が展開しているかのような錯覚を起こしてしまう。これぞ待ちに待った喜八節。 役者は確かに役の設定よりも年を取っていて無理のある人も多いが、仲代達也はそこにいるだけで時代劇のオーラが溢れ出ているし、冒頭の助六の助太刀を紹介するシーンで、チョコッとだけ顔を出す竹中直人、嶋田久作、天本英世等の岡本組の常連怪優たちも存在感たっぷり。 普通の時代劇とは思わず、ちょっと違う感覚の時代劇(エンターテイメント)として楽しもう。
年取りすぎ 助太刀屋助六 [DVD] 真田広之
すんごいビンボくさい廃屋ばっかりのような宿場町を舞台に、 年齢詐称俳優たちが熱演する怪作。まるで自主制作映画だよ。 資金潤沢な東宝で同じ監督が撮っていた明朗でダイナミックな 活劇映画を思い起こすと、落胆に暮れざるをえない。 真田広之が若者? 鈴木京香がおぼこ? 監督から見りゃ、たしかに彼らも若いんだろうけど、無理ありまくり。 岸田今日子をアップにすんなよ、それむごすぎるぞ。
一見の価値あり! 助太刀屋助六 [DVD] 真田広之
アメリカ映画ばっかりに洗脳された頭をちょっとまともにしてくれる作品。真田さんならではの絵が見物!あれだけ雰囲気のある俳優さんでなかったらただのあほ見ただけで終わるけど、これは見る価値がある。派手なストーリー展開じゃないけど、小手先の華やかさがないからこそ、ちゃんと実のある映画。終わりには心底観客の心を釘づけにしています。
これぞ痛快時代劇! 助太刀屋助六 [DVD] 真田広之
ストーリーは単純明快! 一言で済んでしまうのでここでは言いませんが・・・ とにかく痛快! そして最後のどんでん返しも鮮やか。 死人は出るけど残酷なシーンはないので、食事中でも寝る前でも子どもがいても 安心して見れるところがなおGOOD! 何よりナレーションは岸田今日子・・・。 24歳の助六を演じる真田広之のスペシャルさもこの時代劇の魅力・・・って思ったよ。
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