エディターレビュー
宮崎駿監督(『もののけ姫』『となりのトトロ』)が初めて国際的評価を得たのが1979年製作のこの楽しい冒険活劇である。速い展開、大胆かつウイットに富む『カリオストロの城』は1960年代の犯罪映画を思わせる超一流の作品だ。世界に名立たる怪盗ルパン三世が無愛想だが忠実な相棒、次元とともに絵のごとく美しいヨーロッパの一公国カリオストロに乗り込んだ。2人が出くわすのは、逃げ出した花嫁に、不思議な指輪、陰謀を企む卑劣な伯爵、ルパン逮捕に血道を上げる警部、危険きわまりない屋上での追いつ追われつ、超人的なパワーを持つ覆面ガードマン、出番の多い地下牢、偽札造りの陰謀、莫大な財宝を約束する伝説、とざっとこんなものである。ルパンは終始、ボンドもどきの小道具に切れ味のいいウイット、そして不意打ちを切り札に隠し持っている。銃弾の雨あられにも関わらず、実に楽しく深刻さを感じさせない。宮崎駿の経歴を見る限り「アニメ」の定義がいかに限定されているかを、その一連の作品で例証しているようだ。娯楽アニメーションとしてのこの分野での作品は10本にも満たないのである。ハリウッド物を思えば品性に欠く、と評するにはおよそ当たらないが、それでも言葉遣いや銃の打ち合いゆえに9歳以上が対象であろう。ルパンが登場するアニメ映画は他にもあるが、見事なキャラクター描写といい、内容の面白さといい、本作の右に出るものはない。その上、新しい英語吹替版は素晴らしい出来栄えである。(Doug Thomas, Amazon.com)
カスタマーレビュー
とてもいい翻訳! Rupan sansei: Kariosutoro no shiro [DVD] [Import] Bob Bergen
「ジブリがいっぱい」コレクションで発売されている日本のDVDに収録されている翻訳は大変ひどいもので、まったく日本語と内容が変わってしまっているのだが、2000年に翻訳しなおされたこのバージョンの翻訳はとてもいい。日本語にほとんど忠実で、なおかつ英語表現として驚くほど自然で、日本人が見ると大変英語の勉強になる表現が沢山含まれている。ただでさえ面白い映画なのに、英語も面白いので何度も何度も見返したので、もう台詞をほとんど覚えてしまったほどです。
How can it be a happy ending for this romantic tale? The fair damsel believes in the powers of the wicked sorcerer but she doesn't have faith in the powers of the thief. If only she'd believe in him, he would be able to fly through the air, or drink every last drop of the water in the lake in one gulp!
(ああなんということだ。その女の子は悪い魔法使いの力は信じるのに、泥棒の力を信じようとはしなかった。その子が信じてくれたなら、泥棒は空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに…)
ICPO会議でフランス代表やドイツ代表が、フランス訛りやドイツ訛りの英語を疲労するのも、アニメの翻訳としては非常に手が込んでいてすばらしいです。
最高の教材 Rupan sansei: Kariosutoro no shiro [DVD] [Import] Bob Bergen
大好きなルパンを見ながら生きた英語を聞き、表現などが学べる。 何度見てもはらはらどきどきさせる内容なので初心者の方でも英語で楽しめると思います。ルパンの大ファンの方、英語を勉強したい方、もしくは英語を勉強させたい子供さんにも良いと思います。
最新レビュー Rupan sansei: Kariosutoro no shiro [DVD] [Import] Bob Bergen
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