リチャード・バートンとジーン・シモンズが共演した往年のハリウッド映画のビデオ化です。まだほんの子供の頃に映画館で観た「シネマスコープのはしり」と言える佳作ではあります。
処刑される時にキリストの着ていたという衣、いわゆる「聖衣」伝説を主題にした史劇とはいうものの、あまりにも宗教臭が強く、かつローマ帝国を矮小化することによって、かえって「いささか安っぽい」印象を与えてしまう惜しい作品です。しかしながら、当時の「アメリカ映画界や欧米社会」という背景を考慮に入れると、これもまた「やんぬる哉」といった結果だったのかも知れませぬナァ。
もちろん当時は続編が作られたほど評判の高い映画だったわけですから、一見の価値アリと言えることは確かです。関心のある方々は御覧あそばしてネ。