鳥肌実のあれは素なのかなぁと思えるような切れ具合に脱帽でした。しかし私は原作を読んだ限りどうしても佐志は着物を着ているイメージがあった為にやや納得いきませんでした。永瀬の衣装にはオシャレに見せたい感があって不快でした。もっとどうでもいい汚い感じの服が良かったです。どう考えても永瀬じゃなかったと私は思いました。演技は別として見た目はエレファントカシマシのヴォーカルの方が似合うと思いました。
しかし、鳥肌実はすごかった。原作のイメージどおりでした。鳥肌実がいなくなってからはチョッと絵的にさびしくなりました。それほどに彼の印象は強く激しいものでした。
何なのこの意味不明さ。壊れっぷり。
まともな人は誰ひとりといないこのテンション。
そしてガンガンの映像と音楽に自分も壊れる‥‥!
まるで幻覚か夢の中のような。しかし覚めないので全て現実なの。
かなりイってる。まさにゴールドの夢現。
永瀬正敏はどうしてこんなにだらしなさげな男が似合うのだろう。
粗っぽい映像の中にすっかり溶け込んでる彼はかなりイってる。
感性のカタマリっていうか。この映画は意味不明が大前提で良いんだわ。
このノリにぐらりとやられる。
町田康原作の小説の映画化です。
原作にはかなり忠実に不条理世界が描かれており、独特の映像世界が
とても気に入りました。ストーリはあまりないです。あることは
ありますが、映像と音楽の方が強烈です。
まず、キャストが豪華です。
主演の永瀬正敏をはじめ、カリスマ演説家の鳥肌実の映画初主演
、車だん吉、小松方正、ムッシュかまやつといった渋いところから、
Dragon Ashの降谷建志(友情出演)まで、多彩な顔ぶれが
そろっています。
特筆すべきは、やはり、主人公佐志を演じる永瀬正敏の
ハマリっぷりだと思いました。
主人公佐志の、フラストレーションの溜まり方が見事に表現されています。
永瀬のお茶目な姿と絶妙の間が最高でした。
さらに、私は佐志の服装にノックアウトされました。その微妙さ、
クールさ、かわいらしさ、いろいろな服を着て登場します。
さらに、重要なキャラクターとして登場する鳥肌実。
スクリーンでも見事にイッテいます。キレてる演技(死語?)
をさせたら日本一!
永瀬と鳥肌実の絡みシーンは一見の価値があります。
あと、他にもステキなシーンなどあるのですが、
それは、言わないことにしましょう。見てください!
もう一つだけ、音楽、カッコよすぎです。
ゆらゆら帝国、ロマンポルシェ、NUMBER GIRL などなど、
多種多様ですが、一言で言えば、DEATH系ロックもしくはパンク?
好きな人には好きでしょう、嫌いな人には嫌いでしょう(当たり前か!)
とにかく、心で見てください。
不条理系苦手な人にはオススメできないですが、安部塊...¬!房とか
筒井康隆とか好きな人に見てもらいたいです。