エディターレビュー
1920年代のイタリア、アドリア海には空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。「飛ばねぇ豚はただの豚だ」とのたまう彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇である。 『となりのトトロ』などを手がけた宮崎駿監督作品だが、一連の宮崎作品に比べるとカジュアルで軽快な出来に仕上がっているのが特徴。中年男(いや、豚)が主人公というのもめずらしい。歌手の加藤登紀子が主題歌のみならず声優として参加したことでも話題になった。 荒々しくもいとおしい飛行艇乗りたちの姿や、クライマックスの空上の対決シーンなど世代を越えて楽しめることは間違いないが、豚なのに、いや豚だからこそ自由に生きるポルコを見れば、「飛ぶこと」を忘れてしまった大人ほど感じるところは多いかもしれない。(安川正吾)
カスタマーレビュー
良い作品なんだよ! 紅の豚 [DVD] 森山周一郎
世間の評価が低すぎる作品だ!やっぱり子供受け悪いのかな? 夏が来ると見たくなる映画があります。「転校生」、「時をかける少女」、そしてこの「紅の豚」。アドリア海と加藤登紀子さんの歌が心地良い。あ〜また見ないとな!
自己陶酔の世界が 紅の豚 [DVD] 森山周一郎
嫌味を醸し出す。それにロリコン趣味の監督なのにすかしている。甘い…最後まで豚で良かったと思います。
この頃の作品はよかった 紅の豚 [DVD] 森山周一郎
宮崎さん自身が思う理想の男性像を描いたといわれている作品。
ルパン三世やシティーハンターのようなハードボイルドアニメだが、自らの哲学をもって生きていく姿は見ていて気持ちが良い。
優しさ、渋さ、かっこよさ、それぞれの一面が実に感慨深い。正しくジブリの男性ベストキャラだと思う(豚ですが...)。
また宮崎さんの作品の特徴でもある魅力あるヒロインも良い味を出している。
落ち着いた雰囲気をもつジーナさんと陽気で腰の強いフィオのアクセントがいいですね。
カーチスをはじめ、飛行艇の男たち、働く女性たちの活気のある描かれ方も宮崎さんらしい。
前作もそうなんですが、宮崎さんの作品は一人一人の人物描写がとても丁寧に生き生きと描かれていて、作品の世界観を見事に造り出している。その辺りにいつもながら宮崎さんの職人芸を感じる。
自然のテーマが多いジブリのアニメだが、私はこの頃の人間ドラマを描いた作品の方がそういった宮崎さんらしさが出ていて、落ち着いて観られるので良いと思います。
声優陣、絵の奇麗さ、音楽の美しさ、どれも完成度が高く、星五つの出来です。
真の男とは何かと問いかけ、そして強く美しき女性たち 紅の豚 [DVD] 森山周一郎
真の男とは何かと問いかけ、その生きざまを優雅に描く。そしてそんなわがままな男たちに振り回される美しき女性たち。なんと人間味にあふれた映画なんだろう。勇気づけられそして涙が止まらない。93分と普通よりは短い映画だけれどキャラクターを通して描かれる人という生き物の想い。悲しみ、信頼、そして愛。沢山の人生の想いが込められた映画だと思います。
エキサイトするシーン、涙を誘うシーン、腹を抱えて笑ってしまうシーンといろいろな感慨深いシーンが込められ意味がないシーンなんて一つもない。目がテレビにくぎづけになり感動を誘います。93分があっという間。そして何度観ても感動し切ない気持にさせてくれる。大傑作だと思います。
すべてのメタボおとうさんのために(笑) 紅の豚 [DVD] 森山周一郎
いわずと知れたジブリの作品。いや、ここもレビュー多いね(笑)。
やはり、子を持つお父さんとしては、豚(の顔をした男?)が主人公というのがうれしい(笑)。メタボでもかっこいいものはかっこいいでしょう(爆)。
ジブリ作品にしては、珍しく男のロマンみたいなものを感じさせる。ところどころ、男としてうれしくなるセリフが出てくる。
そのせいか、女房や子供への評判は他作品にくらべて、いまひとつのようだが(笑)。
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