27年たった現在でも古く見えない不思議な作品。
田宮二郎の迫真の演技はもう伝説です。
2003年唐沢版に比べ1978年版は原作に忠実に制作されただけに21話〜最終章は、
唐沢版で味わうことの出来ない財前と里見に<生き方>の対比が鮮明です。
特に誤診裁判第一審あたりから山本學演じる里見助教授が徐々にクローズアップされていますし、
田宮二郎の恐ろしいまでの迫真の演技を完全に受けとめた山本學の演技に脱帽です。
誤診裁判第一審〜第二審での財前(田宮)と里見(山本)の演技は、唐沢版で味わうことの出来ない緊迫した演技が堪能できます。
今見ても古さは感じさせないドラマというのは、そうそうお目にかかれません。しかしこれは1978年から26年の年月を経ているにもかかわらず全くといってよいほど素晴らしい出来です。この古さを感じさせないドラマ「白い巨塔」をご覧になられてはいかがでしょう?