エディターレビュー
司馬遼太郎の同名原作をオールスターキャストでドラマ化した、関ヶ原を描いたドラマの決定版とも言うべき名作大型時代劇。病没した豊臣秀吉(宇野重吉)の遺志を一途な思いで引き継ごうとする五奉行の一人・石田三成(加藤剛)と、その機に乗じて天下取りをもくろむ徳川家康(森繁久弥)との息詰まる攻防が、利に走り、裏切りに終始した関ヶ原の合戦という一つの戦に収斂していく様とともにスケール盛大に描かれている。 何にもまして特筆すべきは、名優ぞろいの豪華出演陣だ。もはや伝説となった多くの役者たちが適材適所の役を演じたことによって、この戦国絵巻はいっそうの重厚さを獲得している。中でも、いかなる時にも義の人であり続けた石田光成を熱演する加藤剛がうってつけのはまり役。理想のあり方を追い求めるがゆえに誰からも受け入れられない孤高が、光成のイメージ通りだ。クライマックスの関ヶ原の合戦の再現は、エキストラ3500人、馬500頭を動員したスペクタクル。まさに労作と呼ぶにふさわしい作品である。(麻生結一)
カスタマーレビュー
戦国合戦ドラマを指標にした功罪 関ヶ原 [DVD] 森繁久弥
たかだかTVショーのくせに。
その後(それ以前)の時代劇における、ありとあらゆることをやってしまった為、金字塔になってしまった。
この功罪は、大きい。
黒澤さえなし得なかった、合戦シーンの迫力を観よ。
NHKの大河ドラマが泣いて悔しがるキャスティングの妙を観よ。
そして・・・
日本人の名優たちの数々。
ツマブキ何某の「天地人」と比較しては、哀しき、細川俊之の、リアルな「直江兼続」像は、ちょい役にもかかわらず、何と存在感があることか。
「あ〜あ、日本の時代劇なんて」とお嘆きの諸氏よ。
これを観ずに、まさか、そんな能書きを垂れている、わけないよな?
関ヶ原 関ヶ原 [DVD] 森繁久弥
関ヶ原の戦いが頭脳戦であった事が良く解る作品
現代社会にも応用出来れば天下が取れる?
文句なし!! 関ヶ原 [DVD] 森繁久弥
なんとも素晴らしいキャスト陣。この配役は今では考えられないであろう。最もお亡くなりになっている役者もいるので、今では考えられない配役となってしまうのもあるが・・・。この豪華キャスト陣ならではの演技はとても素晴らしい。勿論、内容も満足。流石、司馬遼太郎が原作しているだけのことはある。詳しいことは他の方がレビューを沢山書かれているので、私が書くまでもないと思うが、本作品は歴史が苦手な方でもすんなり入れる作品だと思う。本作品を観て、感じたこと、思ったことを現代社会に当て嵌めてみると、きっと役に立つのではなかろうか。現在は混迷の時代でもあり、先が見えなくなってきている。だらこそ過去に学び新しき道を切り開いていく、温故知新、それを学びえる作品でもなかろうか。とにかく司馬史観を具現化した最高の作品であることは間違いないと思う。
原作にない役目、演出 音楽もいい! 関ヶ原 [DVD] 森繁久弥
スペシャルの本放送ではなく、81年の再放送で見たクチであるが、ほんとうに、夢中になった。
ここで称賛されている、家康と三成の両主人公(あと、島=三船)ももちろんよいが、個人的には、死ぬ直前の秀吉=宇野(似ている!)、福島正則の丹波など、ほんとにはまっている。丹波が加藤剛とやりあうさまは本当に柔剛の差がきいている。
そして音楽はいまな亡き山本直純。あのメインテーマはほんとに勇壮なメロディーで、ラヴェルのボレロのような反復系の力強さがある。
これは仕方ないが、原作でちょっとした役まわりをする黒田如水は本作ではオミットせざるをえなかった。そのかわり、その黒田成分を、三國の演じる本多正信に合体させるという演出も、成功している。それがエンディングに収束していくのだが、本作の隠れた傍系のテーマ(正信と三成の差)も際立たせていく。同時に、三成に一種の救いも与えている。
今見てもすばらしい出来 関ヶ原 [DVD] 森繁久弥
近年の安っぽい時代物にはない引き込むような世界があります
最新レビュー 関ヶ原 [DVD] 森繁久弥
関ヶ原 [DVD]を買った人はこんな商品も買っています
関連ページ
|