大傑作となった前作Destinyに続く通算8作目。アルバムPicture This以降サウンド的に洗練されてきており、曲の印象も強くなってきている。今作も繊細さはそのままに、またもや数組のゲストを迎えている。
2曲目のSimple Thingsでは、ヴォーカルにポップ・カントリーの若手レベッカ・リン・ハワードをフィーチャーし、ジムには珍しく軽快で流れるような楽曲を披露。それもそのはず、共作(及びバックグラウンドヴォーカル)にはなんとベス・ニールセン・チャップマン(他一名)を迎えている。これで悪いわけがない。
12曲目のA mother's dayではトム・ダグラスを、ボーナス・トラックである13曲目It must be youでは、オール・フォー・ワンをそれぞれフィーチャーしている。
と、本来ならUS盤はここまでであるが、実は私の所有するカナダ盤にはもう一曲ボーナス・トラックがついている。のちにジェーン・クラコフスキーによって再録音されることになった、彼のこの次のアルバムにあたるLove songs & lullabiesに収録されることになるYouのTara Maclean(現在はバンドShayeとして活動中)ヴァージョンである。
カナダのシンガーソングライターである彼女によるそれは、ジェーン・クラコフスキーのものとはアレンジも少し違い、その美しい声でしっとり歌われるYouはとても素敵な仕上がりとなっていて、切なく胸に来る。この一曲を聴くだけでも、今作には充分価値がある(カナダ盤にしか収録されていないので、ご注意)。
ジム・ブリックマンは、知名度の割に(失礼)、熱狂的なファンを持ち得る力量を持っていると思います。
初期の音楽は繊細ですが重厚性がなく、どうかな?と思いましたが、この頃の曲は、訴えるもの、感じるものがあり、特にこのアルバムはお勧めです。遠い昔のことを思い出したり、身近な暖かいことを感じたり、清清しい気持ちになれますよ。
試聴に、Simple ThingsとIt Must Be Youが入っていないのが残念です。
優しさあふれる、ジェントルなサウンドが特色。素朴な人柄がそのまま音に。まさにリフレッシュするためのサウンド。ピアノに妖精が宿っているみたいだ。10点中7点
このアルバムは、ニューエイジ・ミュージックのファンかつピアノが好きな方には絶対におススメの一枚です。
ジム・ブリックマンファン期待通りの重厚で心に響くピアノ曲の中に、以前のアルバムに収録されている曲とは一味違うタイプの軽快な曲[Simple things]が入っています。
そして母への感謝を歌う、12曲目の[A Mother's Day]はとても暖かい気持ちになれる曲。感動します。