エディターレビュー
数々のコマーシャルを手がけた大林宣彦が、初めて劇場用映画を監督したデビュー作。オシャレ(池上季美子)、ファンタ(大場久美子)、ガリ(松原愛)、クンフー(神保美喜)、マック(佐藤美恵子)、スウィート(宮子昌代)、メロディー(田中エリ子)の7人の美少女が、夏休みに田舎に住むオシャレのおばちゃま(南田洋子)の屋敷を訪れるが、ひとり、またひとりと少女たちが失踪して行く…。 ただただ荒唐無稽な作品だが、当時大林監督は硬直化する日本映画に風穴を開けるべく、15歳以下の観客たちで映画館をあふれんばかりにすることを目論んでいた。ストーリーそのものはシンプルなホラー・タッチだが、その映像表現はアニメーションやオプチカル合成を多用したコミック・タッチなものになっており、本来恐怖を感じるべきシーンでも、笑いを誘うところが多い。こうした“CMの魔術師”の映画デヴュー作に対して当時の映画業界人たちは、「内容のない映画」とこの映画を否定的に捉えたが、若い観客たちが強く支持。大林監督のデビュー作は拍手で迎えられた。(斉藤守彦)
カスタマーレビュー
ツボ! HOUSE [DVD] 池上季実子
多くの方のレビュー通り、内容はあってないような感じですし、自分にとってこの映画は、ホラーというより、コメディです。
内容の怖さより、南田洋子さんの現在との外見の変化のなさの方が、よっぽど怖いカンジがします。
自分的には全員が自分のニックネーム(それもアップリケ)のついたバッグを持って、堂々とファンタとか呼び合ってるトコロとか、ナゼかいつもスカーフが逆立つ鰐淵晴子さんの登場シーンがツボなので、何度となく観てしまう映画ではあります。
大場久美子さんの連呼する「オッシャレ〜オッシャレ〜」は観た後、しばらく頭をぐるぐるしますので相当危険。
しかし、クライマックスの池上季実子さんのヌードはホンっとにキレイです。
ドリフのホラー・コント♪ HOUSE [DVD] 池上季実子
このドリフのコントみたいなホラーは‥嫌いではなぃo(^o^)o
池上季実子のヌード以外見るべきところはない HOUSE [DVD] 池上季実子
しかし池上季実子のヌードが見られるありがたい作品とも言える。
必然性のないヌードであり この映画で彼女が評価されたわけでもないので 池上季実子にとっては正に脱ぎ損な作品となった。
おじさんの描いた少女マンガ? HOUSE [DVD] 池上季実子
夏休みに行ったおばさんの家はとんでもない恐怖の館だった・・・というお話。
30年前の作品ということで、さすがに古さは否めず。
大場久美子と池上季美子が女子高生役で冒頭から飛ばしてます。ニックネ−ムはそれぞれファンタとおしゃれ(!!)。
ファンタジ−調の中に時々ちょいエロが挿入されるのもご愛敬。
永遠に終わらない夏休み HOUSE [DVD] 池上季実子
大林宣彦監督作品の傑作って何故か夏休みを舞台にしたものが多いと思います。
「転校生」、「異人たちの夏」。どちらも夏真っ盛りの話です。
そして本作「ハウス」も夏休みの話です。
この作品をグロテスクなホラーと見るか、少女漫画のようなファンタジーと見るかで評価は分かれると思います。
勿論自分の見解はファンタジーです。
冒頭で先生役の檀ふみ(友情出演です)が、女子高生のはしゃぐ姿を見てまぶしそうに呟きます。
「いいなぁ!夏休み」
これは大林監督のつぶやきに聞こえました。
けれども、今ははつらつとしている彼女たちもやがては南田洋子演ずる「おば様」のようにかつての思い出だけに生きなければならないかもしれないのです。
そのためにこう云う結末になってしまったと言ったら言い過ぎでしょうか?
ある意味彼女達は永遠に終わらない夏休みの中で生きるような気がして、うらやましく感じてしまいました。
夏休みも若さも永遠に失ってしまった大人たちの、今が一番輝いている少女たちへ捧げるオマージュのような映画です。
それほどに画像が鮮烈でした。
今見ると(当時でも)非常に安っぽい特撮なのですが、それがかえって非現実感を出し、ファンタジー色を強めています。
特に夕焼けのシーンは何度見ても切なくなります。
小林亜星の音楽も上出来です。
これ以降スター女優となった池上季美子は別として、大場久美子、神保美喜、松原愛等の若手女優達は一番輝いていた時の姿をスクリーンに永遠に残すことが出来、彼女達にとっても最高の幸福であったと思います。
また、パパの婚約者を演じる鰐淵晴子も物語に少女漫画的な非現実感を加えて文句なしです。
オカルトムービーならぬ、カルトムービーですが、自分にとっては大好きな映画です。
最新レビュー HOUSE [DVD] 池上季実子
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