どう考えても愛聴盤とはなりえないが、まあまあ普通の出来の西海岸ラップ・アルバムとして、星2〜3つ。
なんといっても全曲の大半(7曲)を手がける「フレッドレック」なるプロデューサの腕がイマイチ。
スローなトラックに、こうスキマが多くては、間が持たない。
そして無個性。
ゲスト・ラッパーは豪華・多彩だが、なにぶん音が淡白すぎるので、乗れないのだ。どこか寂しいのだ。
もっとギラリとした、ダークで不気味な粘着性、殺気だったスリルあるサウンドを、各曲に垂らしこんでくれないと困る。
かたや、なごみ系の曲も平凡。じんわり来る深みがない。
良くいえば端正、悪く言えば器用貧乏。
ダズのプロデュースが2曲(#4,#10)。フレッドレックよりも、やや上だが、大差ない。
DJクイックの曲(#6)は、やけにチープで初期のDJクイックっぽい。これは古臭い。
DJリーサルの曲(#13)は比較的にぎやかな作りだが、中の上。
主役のコラプト。スリムで、線の細いルックス同様、彼の声もスポーティすぎるようだ。
Disc1
1.カウントダウン(イントロ)
2.スペース・ブギー(フィーチャリング・ネイト・ドッグ)
3.ヘイト・オン・ミー(フィーチャリング・スーパーフライ,ダマーニ)
4.オン・ダ・グラインド(フィーチャリング・ダズ)
5.イッツ・オーヴァー(フィーチャリング・ナティーナ・リード)
6.キャント・ゴー・ロング(フィーチャリング・DJクイック,ブッチ・キャシディ)
7.オン,オンサイト(フィーチャリング・リル・ハーフ・デッド)
8.サンシャイン(フィーチャリング・ジョン・B)
9.ザ・ハーデスト・マザ・ファッカズ(フィーチャリング・イグジビット,ネイト・ドッグ,MCレン)
10.ギャングスタズ
11.ブリング・バック・ザット・G・シット(フィーチャリング・スヌープ・ドギー・ドッグ,ゴールディー・ロック)
12.レイ・イット・オン・バック(フィーチャリング・フレッド・ダースト,DJリーサル,ネイト・ドッグ)
13.ジャスト・ドント・ギヴ・ア・ファック(フィーチャリング・DJリーサル)
14.アット・イット・アゲイン
15.コラプション(フィーチャリング・エヴァーラスト)
16.ファック・ダ・ワールド(フィーチャリング・ダズ)
17.アイ・ソート・ユー・ニュー(フィーチャリング・クルック)
18.ビッチズ(フィーチャリング・ロスコー,ブッチ・キャシディ)