エディターレビュー
1964年に若干22歳で世界ヘビー級チャンピオンとなった黒人ボクサー、カシアス・クレイ=モハメド・アリ(賞賛されるべき人、の意味)の激動の半生をつづった、名匠マイケル・マン監督の意欲作。 ヴェトナム戦争の徴兵を拒否したがために国家によって逮捕、そしてチャンピオンの地位を剥奪され、いつしかアメリカを相手に戦いを続けていた彼の生きざまは、NYテロ事件後急速に右傾化している現在のアメリカに、痛切なカウンターパンチを浴びせるに足る力強さに満ちあふれている。 これまで飄々(ひょうひょう)とした軽さが身上だったウィル・スミスだが、ここでは一転して、腹を括ったかのように見事アリ役を自分のものとしており、単なるそっくりさん演技の域を越えているのもいい。(的田也寸志)
カスタマーレビュー
複雑な差別問題 Ali [Import] Will Smith
僕がモハメド・アリの事を初めて知ったのが、今から30年以上の猪木との異種格闘技戦。 まだ小学生だったし、今から思えば、当時のアリは、現役晩年。アメリカでは伝説の英雄扱いされている事は、なんとなく聞いていても、正直、ピンとこなかった。変わらないのはビックマウスだけだったような。ただ、それは彼の生い立ちも全盛期も知らなかったからだけだと、この映画を観て分かりました。 人種問題が今より更に酷く、泥沼化したベトナム戦争など、取り巻く世相があれだけ厳しい中、自己を曲げず、己を貫いたアリ。とても深い映画でした。 ただもう少し、ストーリー中にボクシングの試合を挿入して欲しかったです。 顔はアリに全然似てないけど、ウィル・スミスの演技はとても良かったです。
ウィル・スミス好演! Ali [Import] Will Smith
伝説の偉大なボクシング世界王者のモハメド・アリ。
彼のことを知る貴重な実話です。
カシアス・クレイという一人の若者がソニー・リストンという
世界王者に挑むところから話がスタート。
ジョー・フレイジャーという好敵手と死闘を繰り広げるも、惨敗。
そのフレイジャーを簡単にKOした怪物ジョージ・フォアマン。
そして、そのジョージ・フォアマンを奇跡的に倒したアリ。
人間としてのアリを描く貴重な作品です。
彼しかいない Ali [Import] Will Smith
モハメド アリという20世紀の中で最も影響力のある偉大なアスリートの映画。彼の存在は全てをオールウェイズを超越しているのではないか。彼の存在はアスリートという枠組みを超えているし、一人の人物として偉大である。ベトナム戦争への徴兵拒否、黒人差別問題への活動内容、アフリカでの世界戦(世界タイトルマッチ)。2時間の映画では語り尽せない程 彼の人生は、彼の現役時代の活動は濃いのである。伊衛門濃い目どころの話ではない。でもあのお茶は最高に美味である。そんなことはさておき、短い2時間ではあるが、彼の演技はまさにアリそのもの。瓜二つである。脇を固める役者達も素晴らしいです。これはスポコンでは全くありません。これを某レンタル店ではスポコン欄に置いてました。私はその光景を観てがく然としました。しばらくの間、脚が震えて動けませんでした。そして踵を返してドラマコーナーに足を運びました。それから数日後にDVDを購入
「アリのDVDゲットだぜ!!」
って心境でした。そして観ました。感動でした。凄まじかった。涙は出ませんでしたが、この映画は何回も観ています。ボクシングが好きな人も興味ない人も嫌いな人も是非観てください。
見てよかった。アリを知ることができた。 Ali [Import] Will Smith
正直言って見ようかどうしようか迷った。
何かの映画を見に行ったときに予告編を見てそのときは劇場で見たいと思ったが、仕事が忙しかったのか宣伝が少なかったのか気がついたら劇場公開は終わっていた。
その後なんとなく見ないまま過ごしていたが、やはり見てよかった。
アリについてはヘビー級チャンピオンであったこと、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と形容されたこと、徴兵を拒否したことくらいしか知らなかった。
その程度の知識しかない人が見るにはいい映画ではないだろうか。他の方のコメントにもあるがアリをよく知っている人には物足りないかもしれない。
アリが徴兵を拒否し、懲役5年の刑を不服として裁判を続けたことで米国政府から強い圧力を受けていたこと(元チャンピオンが破産?)、強い信念と信仰心を持っていたこと、イスラム教を強く信仰していたにもかかわらずイスラム教団からも圧力を受けていたこと、そしてそうした苦難にも打ち勝って王座に返り咲いたことがドラマチックに描かれている。
音楽も良かったし、あのパンチの音はどうやって作っているのか、いいスピーカーだと”痛さ”まで伝わってくる。アリが試合前後では大口を叩いてはいるが、しかし同時に試合で”もしも強烈なパンチを食らったら...”という恐怖とも戦っているのだろうということが感じられた。亀田兄弟の口の悪いのもそうであるが、アリの口の悪さもその恐怖を忘れるための彼なりのやり方だったのではないかと私には思える。
そういう怖さや痛さもうまく映像化できている点もいい。
主演のウィル・スミスは、ボクサーとしての経験がない中でよくあれだけカラダを鍛え上げ、またフットワークを練習したものだと感心する。どうしてアカデミー主演男優賞が取れかなったのか...残念!(トレーニングデイ?そんな映画聞いたことないなぁ)
ラストシーンは感動的。
この映画は見てよかった。
何を描こうとしているのか Ali [Import] Will Smith
何を描こうとしているのか、もう一つ分かりかねます。
差別への怒りなのかといえば、アリの奔放な女性交際などが登場したりして、そうでもないような。
所詮、アメリカ社会のことは、日本人には理解できないのか、それとも、人生ってそんな単純なものではなく、ごちゃごちゃしたものなのか。
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