エディターレビュー
スティーヴン・キングの『刑務所のリタ・ヘイワース』を映画化したのが本作である。 妻とその愛人殺しの容疑で終身刑の判決を受ける、銀行マンのアンディ。無実の罪ながら投獄されるが、決して希望を捨てず、自由を得られる明日を信じ続ける。一方、古株の囚人レッドはそんなアンディに、「刑務所で希望をもつのは禁物」だと忠告する。アンディとレッドの友情を中心に、ショーシャンク刑務所で生きる男たちのさまざまな人間模様を描いていく。人生の不条理や悲しみを問いかけながらも、たどり着くラストシーンは見る者の胸をさわやかに、だが強く打つ。 いつも静かで穏やかだが、内面に強い意志をもち続けるアンディを演じるのは、ティム・ロビンス。その友人レッドに、モーガン・フリーマン。長い囚人生活に疲れはてていたが、忘れていた希望をとり戻していく姿がいい。監督は『ザ・フライ2』を手がけたフランク・ダラボン。(古屋葉月)
カスタマーレビュー
冤罪が晴れてないのが不満 ショーシャンクの空に【字幕版】 [VHS] ティム・ロビンス
主人公が最後は一応のケリを着けるのだが(悪い連中を懲らしめて自分は脱獄に成功する),主人公に着せられた濡れ衣はそのままだ。それが気に入らない。映画自体にアクションシーンは皆無で,頭の回転がいい主人公が気の遠くなる年月をかけて脱獄に成功する。これだけの手間と時間をかけたのだから,根本原因である主人公に着せられた濡れ衣も晴らして終わればいいのに。
再見してちょっとショック・・・ ショーシャンクの空に【字幕版】 [VHS] ティム・ロビンス
先日ふらりレンタル屋さんに行ったとき、面白そうなものが見つからなかったので、昔見て感動したのを
覚えていたこの作品を借りてきたのですが・・・。十数年前に見たときは、ラストシーンでぽろぽろ泣いてしまったのですが、
今回それはありませんでした。もちろん見るのが二度目であること、また当時よりは確実に
感受性というか無垢な心をかなり失っていることなども多少は原因しているかもしれませんが、
あらためて少し客観的に見てみると、この作品は世間で絶賛されているほどのものでもないのでは
なあんて思っちゃいました。傑作たりえていない最大の原因は、”中途半端さ”にあるのでは。
脱獄物語とするなら、トンネルの掘り方とか、穴の隠し方とかをディティールにこだわって
はらはらドキドキな演出で見せるべきだし、そういうありがちな話とは違う、いわば”監獄ファンタジー”
みたいなものを目指すのなら、主人公の活躍で暗くやりきれないムショが生き生きとした輝く場所に
変わっていく様をマンガチックになってもいいからもっと劇的に描くほうが面白かっただろうし・・・と、
どっちつかずの中間みたいなとこで終わっちゃってるなあ、なんて思えてなりませんでした。
そんなわけで、初見だったらきっと★5つつけてたのでしょうが、2.5個のつもりの★★★とします。
これは映画の宝石ダイアモンド ショーシャンクの空に【字幕版】 [VHS] ティム・ロビンス
僕の今まで見た映画のベスト10に入る映画です この映画の面白さは刑務所内で起こる
人間と人間とのふれあい温かいものもあれば残酷なものもある そしてラストの逃亡劇の
凄まじさ何て凄い映画これは正に映画の宝石 例えれば虹色のダイアモンドです。
この映画はアカデミー賞で7部門へノミネートされましたが何と「フォレスト・ガンプ」に
全部持って行かれてしまいました「無冠の名作」ですね残念。
それと映画の最後に「アレン・グリーンを偲んで」とありますが これはこの映画の監督
フランク・ダラボンの古い友人で映画完成前に亡くなった人らしいです。
「スピード」や「パルプ・フィクション」で当時あまり話題にはなりませんでしたが
素晴らしい作品です こんな映画に出会えることが出来て感謝感謝 なにかに迷っている時に何度も見てしまう名作です
■元気の無い時に一人寂しく見る映画としてめちゃくちゃお勧めです! ショーシャンクの空に【字幕版】 [VHS] ティム・ロビンス
・今更ながらですが見てみました。
・詳細の内容は他の方やWikiに任せますが、見た後の気持ちは清々しい気持ちになれました。
・この映画をこれから見る人というのはおそらく何かの理由で落ち込んでいる人なんでしょうね。私も例外ではなく、主人公ほど惨めな境遇ではありませんが元気がありませんでした。映画の内容を詳しく知らなかったので、特に主人公が酷く嬲られるシーンでは(前半部分では)「とはいえ、シャバだって対して希望なんか無いさ」って毒づく自分がいました。
・いくつかのエピソードを経て「希望を持たない限り塀の中と外であまり違いがあるわけではないのはその通りだけど、死ぬまで希望を持って生き続けたいよね」ってほんのちょっとだけ素直に思うことが出来た気がします。
・私も何がきっかけでこの映画を見ることになったのか分かりませんが神の与えてくれた偶然の巡り合わせだと思っています。感謝。
人生の奥深さと爽快感 ショーシャンクの空に【字幕版】 [VHS] ティム・ロビンス
まったく身に覚えのない罪で、成功した銀行家から一転、一生刑務所から出られない境遇に落ちてしまうアンディ。呆然とした表情の彼が、刑務所に入れられる所から始まる。囚人たちの手荒い歓迎、高圧的で理不尽な態度の監察官、まったく自由が奪われた暗闇の生活、そして恐ろしい囚人間の私刑。陰鬱さに彩られた刑務所生活の描写は、見ていて辛いものがある。しかしそんな中でも、アンディは人間らしく生きようとする意欲を失わなかった。アンディの持つ雰囲気に、他の囚人たちとは違うものを感じた「調達係」のレッドは、少しずつアンディと親しくなってゆく。アンディは鉱石集めが趣味だった。そして、刑務所の中でもその趣味を楽しもうと、レッドに、ロックハンマーの調達を頼む。それは、石を削り出すための手のひらサイズのハンマーだった。
自分のことを語らないアンディだったが、レッドは、彼が他の囚人たちとは違って「本当に」無実の罪でここに閉じこめられたのだとわかっていたのだろう。罪の報酬として投獄されたなら、それは当然の報いだけれど、無実の罪なら、その罪は晴らされ、いつかここから出ていけるという希望を持つことができるから。彼の、刑務所内の環境をよくしようという思いは、そうした希望を持つ者にしか生まれないものではないだろうか。
映画は一方で、30年、40年とあまりにも長い時間を社会と隔絶された刑務所で過ごしてきたために、もはや刑務所の中でしか生きられなくなった者の悲劇を描く。人は何によって生きるのか、自由であればそれでいいのか、希望があればそれでいいのか…。一つひとつのエピソードが、そんな問いかけを心の中に投げかけてくる。
レッドのちょっとした謎解き風の旅を経て、美しいラストシーンへつながる展開は、アンディが不本意ながら過ごした刑務所での長い年月の間にも、大切に培ってきたものがあったことを教えてくれる。人生の糧になる、そんな名作である。
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