ラッパーとして活躍するだけでなく、ホイットニー・ヒューストン、アリーヤ、タミアなどのプロデュースも手がけるヒップホップ界の女ボス、ミッシー・エリオットのサードアルバムである。
シンプルだけど不思議な音色のトラックに、日本語もとび出すファーストシングル<5>、ディスコクラシック風のサウンドでラップを繰り広げる<7>、ファーストシングルのハデハデなダンスリミックス<17>と、ミッシーワールド大爆発! 全米R&Bアルバムチャート初登場No.1を獲得した。(速藤年正)
シュワッと静かに発泡する極上のシャンパンを思わせる、しっとりゴージャスなイントロ数秒で前作を凌ぐ大傑作と鳥肌の3作目。なんか今までとは全然オーラが違うんですよね。姐御気質あふれる相変わらずの野太い歌声は、オデッタもしくはニーナ・シモンのバタリアン。音楽兵器とでも表現したい変則ビートが邪道に聴こえないこの声の魔力!遺物と黄金が激しく交錯するハイブリッド・ソウルにTKOです!
ミッシー・エリオットという一人のアーティストがどうして「QUEEN OF HIPHOP」とまで呼ばれるようになったのか。それには、盟友ティンバランドと共にイノベイティブな音造りをしてきたという事も大きいだろうが、見逃せないのはミッシーの書く曲の「本質的な部分での曲の良さ」である。それはメロディ主体の曲から、ラップが主の曲のリフ、あるいはフックにいたるまで一貫している事実。今作も素晴らしい曲が目白押しである。
相変わらずのティンバサウンドですが、若干80年代的なレイドバックな曲も見受けられ新機軸なのかもしれません。しかし個人的にあまり進歩が感じられませんでした。セカンドほどの衝撃はありませんでした。
Disc1
1.ッダッダッダ・ソー・アディクティヴ(イントロ)(featuringシャーリーン“ツイート”・ケイズ)
2.ドッグ・イン・ヒート(featuringレッドマン&メソッド・マン)
3.ワン・ミニット・マン(featuringリュダクリス)
4.リック・ショッツ
5.ゲッチュア・フリーク・オン
6.スクリームa.k.a.イッチン
7.オールド・スクール・ジョイント
8.テイク・アウェイ(featuringジェニュウィン)
9.4・マイ・ピープル(featuringイヴ)
10.Bus-A-Bus(インタールード)(featuringバスタ・ライムス)
11.ワチャ・ゴン・ドゥ(featuringティンバランド)
12.ステップ・オフ
13.エクスタシー
14.スラップ!スラップ!スラップ!(featuringダ・ブラット&ジェイド)
15.アイヴ・チェンジド(インタールード)(featuringリル・モー)
16.ワン・ミニット・マン・リミックス(featuringジェイ・Z)
17.ゲッチュア・フリーク・オン・リミックス(Bastone & Bernstein Club Mix)
18.ハイヤー・グランド(プレリュード)
19.ハイヤー・グランド(featuringヨランダ・アダムス,キム・バレル,ドリンダ・クラーク,カレン・クラーク・シェアド,メアリー・メアリー)