80年前の学園内で起きた悲恋の伝説を舞台劇にして、学園祭で上演しようとする真知子ら演劇部。しかしそのころから、彼女の級友たちが次々と謎の死をとげていく。やがて真知子は、伝説が今回の事件に深く関わっていることをつきとめるが…。
赤川次郎の同名ミステリ小説を、篠原哲雄監督が深田恭子主演で映画化した。ピアノを巧みに用いたサスペンスの演出に、思春期の少女ならではの心の揺れをミックスさせたあたりに、篠原監督の意欲がうかがえる。大人の階段を登るフカキョンの等身大の魅力もさながら、殺される同級生役の少女たちもそれぞれ個性的で印象に残る。学長役の筒井康隆も怪演を見せる。(的田也寸志)
アイドル映画、または深田恭子さんのデビュー作という感じですが、そのことを感じないで楽しむことができる作品です。
舞台が女子高ぽいのですが、共学ですから成り立つ話なんですが、恐怖映画ということは感じません。
しかし謎解きをして最後の方で舞台で(劇中劇)でその謎解きをする、その生徒たちの迫力は素晴らしいとおもいます。純粋ですよね。
その純粋さが前面に出ていて、大変美しい劇中劇です。この映画も「リリィシュシュのすべて」と同じドビッシーのピアノ曲が流れるのですが、やはり雰囲気作りに成功しております。今ブームなのかなあ。キーである絵画のセンスも悪くないので全体として美しくまとまっていると思います。何回か観るということで5ですがちょっと甘いのかもしれません。