70〜80年代ドイツでテレビ放映されていたコンサート番組「ロックパラスト」での’77年のライブ映像。
おそらくローウェル・ジョージ存命中のライブの映像は、海賊盤でない限り日本のファンにとっては初めてのものではないでしょうか。ローウェルは残念ながら’79年にこの世を去るわけですが、この映像で見る限りはまだまだ元気で素晴らしい歌声と独特のスライドギターを聴かせてくれています。'77年はアルバム「タイム・ラヴズ・ア・ヒーロー」発表の年、メンバー間で少しづつ音楽の方向性が別れつつあったころでインスト曲“デイ・アット・ザ・ドッグレース”の際にはローウェルがいなくなったりしています。しかしもちろん見るべきところはローウェル・ジョージだけではありません。地を這うようなリズムを強烈に生み出すリッチー・ヘイワード(Dr)とケニー・グラッドニー(B)サム・クレイトン(Perc)、コンプやフェイザーのかかった独特の音色でギターを刻みボーカルも披露する現役リトルフィートのリーダーでもあるポール・バレア、ときにアバンギャルドなプレイもみせるビル・ペイン… バンド全体がグルーブの塊を生み出す瞬間を映像で見れるのは本当に貴重。音声を切り替えると、ポール・バレア、ビル・ペイン、そしてなんとローウェル・ジョージの奥さんのコメントが聴けます。DVDならでは。