戦争を起こさない為には、戦争のことをより深く知らねばならない。
そんな当たり前のことがこの国ではもう通用しなくなったのですね。
太平洋戦争関係の本を読んでいるだけで「右翼」「あぶない奴」
と揶揄されたことも何度あったことか。
でも、かつてこの国を護る為に命を投げ出してくださった方達のことは
決して忘れないでいたいと思います。
原作の時から「音速雷撃隊」が一番好きでした。
敵味方の区別なく、戦いで夢散らされた若者たち。
でも、祖国のことを思えば、身を捨てて戦う以外、仕方なかった。
恋人を残し、夢を捨てて「桜花」で突入した野上少尉。
まるで家族のような一式陸攻の乗組員達。
身を捨てて突入路を開いた零戦のパイロット。
中でも、姿こそ見えなかったけど、自分達も帰れなくなることを
知っていながら、最後まで攻撃隊の護衛に当たった
紫電隊のパイロット達...
みんな立派でした。
第二次世界大戦下のドイツ・知覧・ビルマを舞台にした、3本の短編からなるDVDです。
人間としての尊厳・愛する人や大切な仲間・人生の意義・、そういった大切なものを守るために、ある者は愛する人や過去の栄光を、またある者は自分の命を捧げた、そんな男たちの物語です。もちろん、涙なしでは観れません。
個人的には「音速雷撃隊」が一番好きかな。
文句なく☆5つ。
ザ・コックピットや戦場マンガシリーズで有名な松本零士。戦争賛美ではなく、戦う男同士の友情、死に行く男を見守る女たちの極限の状況を描いた作品。戦場シリーズの方がメジャーな中、あえてコックピットのこの3作品を選んだのは、負け戦中の男の最後の意地を描いているのではないでしょうか?今の男には見当たらない。。
この作者には珍しくと言っては失礼だが、芯のある作品。戦争のなかで生きた人々を静かに押しつけがましくなく描写している。3作品いずれも映像・脚本・音楽のクオリティ高い。他の中途半端な作品を量産するより、こちらをじっくりとシリーズ化してほしいものだ。