エディターレビュー
強迫性緊縛症という精神の病に犯された妻を助けようと夫は努力し続けるが、症状はしだいに悪化していく。身の回りのすべてのものを紐で縛りはじめた妻は、やがて…。 現代人の精神的ストレスを縛るという行為で表現しているのだが、むしろ、1つ1つのシーンの均整がとれた画面構成と緊縛されたオブジェは、まるで現代美術のように見えてくる。CMやプロモーションビデオなどで知られた岩井俊二初の劇場公開作品であり、上映時間47分の中編。当初は単館のしかもレイトショー公開であったが、山口智子・豊川悦司コンビの知名度とともに映像の美しさも口コミで評判となり、女性客を集めた。(堤 昌司)
カスタマーレビュー
強迫性緊縛症 undo [DVD] 山口智子
彼女は何を縛りたかったのだろう。
彼の心を縛りたかったのか。縛ってほしかったのか。
誰もが持っているような独占欲、男女感の考え方の違い。
それを見事に描いた作品といえるでしょう。
豪華俳優人でおくられる短編ドラマ。
短いながらも、メッセージ性の高い作品となっています。
新人の二人を起用した方が、映像に集中できる。 undo [DVD] 山口智子
以前観た「Love letter」が良かったので、同じ岩井俊
二監督ということで、購入しました。
個人的には、こういった暗い雰囲気の映画はどうも好き
になれません。主演は豊川悦二と山口智子。もし、こうい
った単館上映系の作品を作るのであれば、新人を起用した
方が私は好きです。有名俳優を使ってしまうと、以前に出
演した作品のイメージがどうしても頭に入ってきてしまい、
ストーリーに集中できません。
基本的に分かりやすい映画が好きな自分は、深い感受性
がないのかなと他のレビュアーの方の高評価を見て思いました。
美しくも怖い映像美 undo [DVD] 山口智子
満たされることのない愛を、美しい場面とともに見せてくれる映画。 各シーンはワンカットワンカット、光の具合がとても繊細に美しく作られていて魅せられる。 縛ることをテーマに据えた映画。妻は物質的なものから次第に、物理的に縛れるはずのない概念や感情を縛り始める。縛る行為は、それを繋ぎとめることへの比喩的な側面を持っており、決して届かない愛、近くにいるのに遠くにいる、という悲しみをまざまざと見せ付けてくれる。
満たされない欲望 undo [DVD] 山口智子
45分そこそこの映画ですが、脚本もよく練りこまれ、無駄のない良い映画です。 縛るという行為の影に隠れ気味ですが、妻役の山口智子がキスで満たされない欲望をアイスクリームを食べることで満たすあの瞬間こそが、深層心理が表に出てくる瞬間であり、現実的でぞっとするものがあります。 映画の最初のシーンで豊川悦司扮する夫が、しっかりと包装された妻へのプレゼントを自分で開けてしまうのですが、そこですべての歯車が狂ってしまったのかなあ...印象的なシーンです。
美しい映画。 undo [DVD] 山口智子
とても美しい映画です。 映像はもちろん美しいのですが、萌実の「愛されたい」という衝動を「縛る」という事で表現した事が素晴らしい。映像もものすごく美しいし、俳優の演技も良い。稀に観る優れた映画だと思います。 すごく胸が痛い話でした。 この話は好きな人と嫌いな人と、賛否両論にわかれるでしょう。でも、後者の方は、苦しいくらい、自分や相手を滅ぼしてしまうくらい、めちゃくちゃにしたいくらいの強い強い愛情を持ち合わせていない人なんだと思います。 それは幸せでもあり、みじめだとも思います。
最新レビュー undo [DVD] 山口智子
undo [DVD]を買った人はこんな商品も買っています
関連ページ
|