エディターレビュー
恋人(鈴木京香)を拳銃自殺で死なせてしまった合田(塚本晋也)は、次第に拳銃の魅力に取り憑かれ、不良チームに暴行されたことをきっかけに銃を手に入れるべく街を奔走。しかし、その復しゅうはチームの少女・千里(真野きりな)への不思議なシンパシーによって、思わぬ事態へと発展していく…。 インディペンデント映画の雄・塚本晋也監督が暴力的かつ悪夢的イメージに満ちたモノクロームの映像美を駆使して、死に急ぐ人間たちの赤裸々な姿を描いた秀作。『東京フィスト』の肉体に代わり、ここでは銃というアイテムを用いて、無気質な都市に生きていた主人公が生きる活力を取り戻していく。まるで胎内のような閉塞的な空間を巧みに活かしながら、最後にそこから開放されていく疾走シーンが不思議とすがすがしい。数秒しか出番がないにも関わらず、作品のテーマの代弁者的に観る者にインパクトを与える鈴木京香の扱いも良い。(的田也寸志)
カスタマーレビュー
映画自体も暴走して欲しかった。 バレット・バレエ [DVD] 塚本晋也
なんだか本当に、まさに東京の人間といった感じで、 死に向かって暴走するような感覚が非常にあらあらしくて切なげで、そこらへんが僕の琴線にふれました。。
登場人物全員が本当にそうでしたが、 特に主役の人、本当にいい演技。狂ってる!
しかし、色々とクドイなぁという印象。 「もぉ、分かったよ!」と言いたくたるほどしつこく描写したり、 「お、終わりかな?」と思ったらそうじゃなかったり。 なんだかクライマックスがクライマックスらしくない(盛り上げ方が足りない)ような感じで。
映画の流れもラストに向かって、ひたすら爆走しまくるような感じだったら良かったのに。
中村達也! バレット・バレエ [DVD] 塚本晋也
塚本晋也監督作品は初めて見たが、良さがよく分からなかった。監督が演劇出身ということもあり、俳優たちが演技に力を入れるあまり映像から俳優が浮いている気がした。なによりも98年制作という時代もあるが、モチーフがよく分からない上、ドラッグや暴力というのがあまりにも、リアルな物と感じれなかった。
それにしてもやっぱり中村達也最高!
キャスティングの妙、スピード感あふれる佳作 バレット・バレエ [DVD] 塚本晋也
当時、完成の報から劇場公開までだいぶ待たされた記憶があるが
鑑賞中は「待った甲斐があった!」と久々に映画館のシートで幸福に浸った作品。
真野きりな、中村達也の二人は白黒のフィルムに痺れるほど映える。
1時間半に満たない短い映画だが、雑然とした街中でのアクションに
監督の手腕、個性が存分に生かされ、退屈することはまず無いだろう。
製作前に監督自身、名画座等で黒澤などの古い映画を沢山観たそうで
たとえば野良犬のような骨太な黄金時代の日本映画をかなり意識したつくりになっている。
CM出身の監督が過剰なまでにスタイリッシュな演出を随所に見せられたのは
これでもかというほど見得を切って見せ場を作っていた古い時代の映画との対比があったればこそだと感じる。
最後にあの名優が見事に物語の決着をつけるのは
自分たちの世代が軽薄なものとして切り捨てられるのを見る思いだが
負けると判っていればこそ思い切りできた、というようなある種吹っ切れた気持ちの良さが感じられる。
鑑賞中は時間を忘れ、鑑賞後には色々と考える楽しみも与えてくれる。
次の六月の蛇で一歩進んだ映像美がつくれたのもこの作品が重要な役割を果たした証だろう。
DVDで持っておく価値は充分にある。
おもしれ〜 バレット・バレエ [DVD] 塚本晋也
全体的に銃撃戦は少なめていうかほとんどない けど面白いモノクロな映像も
あってるし塚本さんの演技もなかなか 内容も良いです
塚本さんの作品のなかで一番面白かったです
極上の映像センスと音楽 バレット・バレエ [DVD] 塚本晋也
個人的にほんまになんともいえん作品で、なんともいえんのは、たぶん監督のいわんとしていることの10分の一も理解できてないだろうからなんやけど
なんとかこのセンスについていきたい気もするしどうでもいいような気もする不思議な魅力溢れる作品だった
『鉄男』は最高だったけど・・
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