オレゴン州の精神病院に、型破りな人間ランドルが送られてきた。仮病を使って刑務所を抜けだしたのだ。ランドルはなにかにつけて規律を乱し、ラチェッド婦長ら病院側と対立する。そしてついにランドルは患者を扇動した。
75年のアカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞と、主要5部門を独占した名作である。ランドル役のジャック・ニコルソンの演技は、「他のハリウッドスターがアマチュアに見える」と賞賛されたほどの名演だ。ことごとくランドルと敵対するラチェッド婦長にはルイーズ・フレッチャーが、ランドルの親友チーフにはウィル・サンプソンが、ほかダニー・デビート、クリストファー・ロイドなど、わき役に至るまで芸達者をそろえている。監督は『アマデウス』でもオスカーを獲った、チェコ出身のミロス・フォアマンだ。(アルジオン北村)
ランドルとラチェッド婦長の対立、そしてあの結末(ここでは言わないでおきます 笑)。ハラハラするようなストーリー展開で最後まで目が離せません。
また、人は何のために生きるんだろう、人はこんな状態になってまで生きる価値があるんだろうか、と考えさせられました。このような精神病院があったら、ぞっとします。人権について、再認識した感じです。
誰もが一度は見るべき映画だと思います。ランドル役のジャック・ニコルソン、ラチェッド婦長役のルイーズ・フレッチャー、そしてランドルの親友チーフ役のウィル・サンプソンが、それぞれ役に見事にマッチしていると思います。