エディターレビュー
巨匠スタンリー・キューブリック監督の遺作である。彼が最後に選んだテーマは、ごく普通の夫婦の性の問題だった。 ニューヨークに暮らす開業医のビルは、美しい妻アリスとなに不自由なく幸せな生活を送っていた。ある夜、知人のパーティから帰宅した彼は、妻からセックスにまつわる衝撃の告白を受け、ショックのあまり家を飛び出す。妻への嫉妬と自らの性衝動の狭間で苦悩する彼は、やがて禁断の倒錯した愛の世界へと足を踏み入れていく。 トム・クルーズ、ニコール・キッドマンというスター夫妻を主役に迎え、撮影に18か月、編集に約1年を費やし、完全秘密主義のうちに完成された異色の愛のドラマ。主演2人の濃厚なセックスシーンも大きな話題を集めた。(山内拓哉)
カスタマーレビュー
What we should do is … them. アイズ・ワイド・シャット 特別版 [DVD] トム・クルーズ
キューブリックが自負したように彼の最高傑作。何度見直しても壮絶の一言。
シュニッツラーの原作とクルーズとキッドマンを巧く使って、まさに命を賭けて挑んだその勇気と「芸術家」としての使命を果たした誇り高さに敬意を表したい。
暗示と警鐘に満ちたこの問題作は、いわばモーツァルトの「魔笛」に匹敵する。わかる人にはわかるが、目を開けていても閉じている人、聞いていても聴いてない人には何のことかわからない。SomertonはNotremos(我々の安全区域)。Verona Restaurant, A Hint, Stop. ‘Lucky to be alive’. そしてMozart Requiemから’Rex Tremendae Majestis’…. 最後の会話は監督の重要なメッセージ。わざとゆっくり喋らせている。’The important thing is we’re awake now and hopefully for a long time to come.’’Forever.’’No, let’s not use that word. You know, it frightens me... There is something very important that we need to do as soon as possible.’ ‘What’s that?’ この後にニコールが吐く台詞は、文字通りの意味ではなく、よく使われる罵り言葉であり、監督の'彼ら'への挑戦状である。トムがインタビュー中に同じ言葉を叫ぶ。監督の急死に対する哀悼と悲憤だと思った。
ショスターコヴィチのワルツを聴くたび監督と主演二人の映画魂に胸が震える。
最後も傑作 アイズ・ワイド・シャット 特別版 [DVD] トム・クルーズ
この作品に関して言うと、スタンリー・キューブリックファンの評価は、
「最高傑作」と「最後の駄作」に二分されているように思う。
「2001年宇宙の旅」や「時計じかけのオレンジ」を創造するメガトン級の
才能からすると、遺作ならもっと人類を驚かせてよというのが後者の思いかな。
確かに「時計じかけのオレンジ」など超弩級の★★★★★だけど、私なんぞ
体調の良いときに心して見ないと、吐き気がしてすぐ病んでしまう。
それからすると、この映画は、カウチポテトしながら二コール・キッドマンと
トム・クルーズのラブシーンを見れるから好きだ。
映画の中の色使いも出色の出来だと思う。赤や青の原色が効果的に使われている。
全編にではなく、モンドリアンのコンポジションのように、要所要所で登場し、
とてもスマートだ。
やはり名作 アイズ・ワイド・シャット 特別版 [DVD] トム・クルーズ
公開当初、キューブリックファンの私もこの映画に対しては??でした。
公開から約7年たった今やっと分かってきました。やはり名作であると・・
キューブリック恐るべし
こう見るしかない! アイズ・ワイド・シャット 特別版 [DVD] トム・クルーズ
解釈はさまざまでしょうが、この映画はこう見るしかないだろう、という見方を、発見してしまいました。
そうすると、ラストシーンがオモチャ売り場であることや、(アレック・ボールドウィン&キム・ベイシンガー夫妻も候補だったらしいですが)トム&ニコールという「ノミの夫婦」が選ばれたこと、などの理由がハッキリ分かる。
何の変哲の無い台詞にも、笑えたりします。
残念な遺作 アイズ・ワイド・シャット 特別版 [DVD] トム・クルーズ
これは以前にキューブリックが暖めてた企画でそれが実現したということだが、残念ながら失敗作に終わってしまった。原作はドイツ文学のシュニッツラーの『ラプソディ』だがなぜ現代風に作り変えてしまったのだろうか?それと性描写も中途半端な上今ひとつ煮え切らないうらみがある。これはキューブリック自身病魔に苛まれてて徹底できなかったのかもしれない。「A.I」をスピルバーグと共同であっても作ってもらいたかった、と思うのは僕だけではあるまい。一つ見所といえば何と映画監督のシドニー・ポラックが出演してるのだが、これが余芸とは思えぬいい味を出してました。
最新レビュー アイズ・ワイド・シャット 特別版 [DVD] トム・クルーズ
アイズ・ワイド・シャット 特別版 [DVD]を買った人はこんな商品も買っています
関連ページ
|