カスタマーレビュー
幾度も観たくなる反戦(?)映画。 南の島に雪が降る [VHS] 高橋和也
よくもまあ、ここまで芸達者な芸人をフルキャストで・・・まあ・・・という素晴らしさ。加東が面接のときに伴淳の演技を見る目は、まさに至極のものに出会ったときの監督の目だ。その監督兼主演の加東も自作自演というだけにいつにも増して熱が入っている。
志村喬&三橋達也のビジュアルからしてハマリ役の上官、伴淳三郎&桂小金治&三木のり平の芸達者ぶりに舌鼓を打つまもなく渥美清まで加わる。これだけのキャストが集って、戦地における慰安劇団を作るんだから面白くないわけがない。
フランキー堺やら森繁久弥が加わってきてもう気分は、まるで「駅前シリーズ」か小林桂樹で「社長シリーズ」(しかも特別出演でチョイ役でしか出てくれない)だが、実にいい泣かせどころも用意されている。しかもそれがごく自然なエピソードとして盛り込まれているため、反戦メッセージも決して偏ったものではなくて、純粋に自然と戦争への嫌悪感がわいてくる。
「せっかく劇団を作るんだから一応ちゃんとしたものを作ろうと思ってるんだ」という加東大介のせりふは、そのまま本作への思いを述べたものではないかという気がするのは気のせいだろうか。それほどこの作品は出来がいい。昨今の意味不明な泣かせ劇で反戦を訴える駄作より数倍説得力があり、見ごたえもあった。
やりきれませんでした。何度も泣きました。 南の島に雪が降る [VHS] 高橋和也
数年前に知人から紹介されて見ました。 戦後生まれの私達ですが、戦争とは何か、 言葉では言いあらわせん。 何度も泣きました。
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