この映画の撮影中の事故で主演のブランドン・リーは死亡。彼の最後の作品にして最高傑作。もし生きていれば、父・ブルース・リーと同じくらいに有名になっていたことでしょう。
昼のシーンが全く出てこなく、ダークで荒廃した街が美しく描かれています。ブランドンのハマった演技や、ロックでかためられた音楽、美しいカメラアングル。ここまで一貫してすばらしい作品は、そう多くないでしょう。
また、復讐劇の心底にある愛が、痛いぐらいに伝わってきます。ただの暴力ではなく、愛ゆえの復讐。この映画はバイオレンス・アクションではなくラブ・ストーリーなのです。
犯人達に次々と復讐をしていく姿は、とても爽快で、美しい殺しに惚れ込んでしまいます。
ブランドンが死んでしまい、撮影できなかった部分は代役、そしてVFXで補っています。
ダークな街を見下ろすエリックと一羽のカラス。
最初から最後まで見所満載の作品。