00年のファースト・アルバム。想像以上に伸びやかで力強く、一度聴いたら耳から離れないような艶っぽい歌声にびっくり。狂おしいギターが印象的なかつての椎名林檎やCoccoの世界に通じる1曲目、自作曲である壮大なストリングスをバックにした哀感溢れるメロディーの4曲目、プログレ風なアレンジの7曲目、ギター・ノイズとピアノが絡む浮遊感のあるバラードの10曲目、ジーザス・ジョーンズあたりが頭をよぎる11曲目など充実した楽曲が揃っており聴き応えも充分。アイドル歌謡の枠には収まらない文句なしの力作!!!
「深田恭子の音楽」と聴いて、安っぽいガールズポップスだと思ったら大間違い。
まずは1st.アルバムとなるこの作品を聴いてみてください。
出だし「煌めきの瞬間」からラスト「最後の果実」まで、どことなくダークな雰囲気に包まれたキャッチーな曲がズラリ。
詞も曲も、彼女にしか表現できない不思議な魅力があります。
恋の終わりや絶望というしっかりとしたテーマのもと、時に優しく・時に切なく歌い上げる深田恭子は素晴らしい!
高音から低音までさらりと歌いこなし、さらには作曲までおこなってしまう。
「moon」の次に出たアルバム「Universe」では味わえない、また違った魅力を最大限に楽しめることでしょう。
今になっては彼女の音楽は忘れられがち。
そんな今だからこそ、感じてください。
のほほんとした演技ではなく、歌での深田恭子を。