カスタマーレビュー
間違いなく70年代ポップの最高傑作! 黄昏のレンガ路 エルトン・ジョン
1973年の作品です。それまでも「Your Song」などで彼の存在は知ってはいましたが、ジャケットに映るやたら神経質そうな顔を見て、なぜか敬遠していました。で、そこで聴こえてきた「Goodbye Yellow Brick Road」の透徹された素晴らしいメロディー。一発で魅了されてしまった私は、当時としては大冒険のLP2枚組みを購入するという行動に出ました。そして、一気呵成に聴き通してしまい、これまで抱いていたElton Johnへの認識が180度変わってしまいました。何という素晴らしいメロディーメーカーなのでしょう。ビートルズ解散後、音楽的には大きな支柱を失ってしまった当時の状況の中、新しいポップスターの誕生を直感しました。表題曲はもちろん、14曲目の「Saturday Night's Alright for Fighting」での激しいピアノと咆哮のあまりの格好良さに痺れまくりました。
「同性愛」という意味がよくわからず(いまもわかりませんが)、子ども心に何となく変な人だな〜と感じつつ(やたら男同士のことを詩にする人などは生まれて初めて会いました)、でも音楽は別物ということを初めて認識した作品でもあります。
「劇的大作で始まり永遠のラブソング“HARMONY”で終わる」 黄昏のレンガ路 エルトン・ジョン
“歌”があふれだしてしまう時がある。B・スプリングスティーンの『ザ・リバー』などもそうだが、ミュージシャンの中で泉のように名曲があふれだして、2枚組の大作アルバムにまとめられる。E・ジョンの場合がこれだ。壮麗なシンセサイザーで幕を開ける1曲目は、プログレバンド顔負けの曲展開と、バンドアンサンブルと、ロックの推進力がある(プログレファンは必聴です)。アルバム後半の「ALL THE GIRLS LOVE ALICE」から始まるアップテンポの3曲メドレーはめちゃめちゃかっこいい。そして最後をしめくくるのは、あの「ハーモニー」です。世にラブソングはたくさんあるけれど、このエルトン・ジョンのラブソングは、自分の中ではトップクラスの1曲です。そしてこのアルバムの特徴は2つあって、まず「THE ELTON JOHN BAND」的なバンドアンサンブルの素晴らしさ。エルトンを含む男4人のバンドサウンドのまとまりが、ホントかっこいいんだよね。特にハーモニーがきれい。ドラムスやギターの切れ味もいいし、それぞれがよく分離していてはっきりと聴き取れるのもいい。もうひとつは、可憐なジャケットワーク。全曲カラー文字でイラスト入り。それぞれがうまく曲の魅力を表現している。そういう意味でもトータルアルバム(コンセプトアルバム)として完成度が高い。ロックポップスともいうべきエルトンの世界が結晶した名作です。
エルトン・ジョン、ひとつの完成形 黄昏のレンガ路 エルトン・ジョン
発表当時、あのビートルズでさえも成功と称される事の無かったレコード二枚組みアルバムにおいて、初めて成功を収めたとの評価を得た作品。メロディ・ラインはもちろん、ファルセットの使い方といい、コーラスの入れ方といい、エルトン・ジョンのスタイル(当時の)がここに確立した感がある。その充実ぶりは作品全体に及び、ヒット曲の間を埋める一曲一曲も味わい深い。後に#2がリメイクされてダイアナ妃に捧げられたのもその表れと言えよう。アルバム・タイトル曲「グッバイ・イエローブリック・ロード」は彼なりの絶頂期を迎えながらも、歌詞や曲に織り込んだ陰影が素晴らしい名曲。また、早まわしっぽい節回しが面白い#13のエンディングに間髪入れず始まる#14は独立した曲として聴くよりも断然良く、思わずうまいと唸ってしまう。こんなアルバムならではの工夫と磐石のエルトン・ジョン・スタイルが合体した傑作をぜひとも聴いて欲しい。
エルトンの最高傑作の一つ 黄昏のレンガ路 エルトン・ジョン
最高傑作の一つというのも変な言い方かも知れませんが、彼の場合、このアルバム、「ピアニストを撃つな」「キャプテン・ファンタステッィク」の3枚は同じくらい傑作です。のメドレーのシンセの音に若干時代を感じるくらいで、収録曲はほとんどがハイレベル(それも最高に近いレベル)。初期のオーケストラを使用した曲はほとんどなく、わずかににその片鱗を見る程度です。(アレンジャーは、キャット・スティーブンス一派のデル・ニューマン)元々、ストーンズの「山羊の頭のスープ」に習って、ジャマイカでのレコーディングを試みたんですが、ピアノの音が気に入らず、前作同様フランスで制作されています。はその置き土産。から始まるLP4面目ではさすがに、ちょっと手詰まりのところは見受けられ!ますが、他の2枚組のように、同じようなパターンが繰り返されることもないですし、最も完成した2枚組と言う宣伝文句も十分うなずける内容です。
燦然と輝く一枚 黄昏のレンガ路 エルトン・ジョン
アナログ・レコードだったら擦り切れてしまったであろう ほどに聴いたアルバム。 Sweet Painted Ladyは海の男を相手にする港の娼婦を 描いた歌で、社会の裏に生きる人間への共感が滲む。 Roy Rogersは妻や子供が寝静まった夜中テレビでRoy Rogersを見る普通の男を歌ったもの。「お父ちゃん」はどこ の国でも同じだなあという気がして、美しいメロディーと ともに気に入っている。
最新レビュー 黄昏のレンガ路 エルトン・ジョン
収録曲・トラック
Disc1
1.葬送~血まみれの恋はおしまい
2.風の中の火のように(孤独な歌手,ノーマン・ジーン)
3.ベニーとジェッツ(やつらの演奏は最高)
4.グッバイ・イエローブリック・ロード
5.こんな歌にタイトルはいらない
6.グレイ・シール
7.碧の海ジャマイカにおいで
8.僕もあの映画をみいてる
9.スウィート・ペインテッド・レディ
10.ダニー・ベイリーのバラード(ケンタッキーの英雄の死)
11.ダーティ・リトル・ガール
12.女の子,みんなアリスに首ったけ
13.ツイストは踊れない
14.土曜の夜は僕の生きがい
15.歌うカウボーイ,ロイ・ロジャース
16.こんな僕こそ病気の典型
17.ハーモニー
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