カスタマーレビュー
至宝 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
隅々までケチの付けどころのないCDと言うのは滅多に見かけないが、そういった珍しいディスクとしてまず真っ先に思いつくのがこの盤である。また、モーツァルトの音楽ともなると曲そのものが神憑り過ぎて その孤高さに付いて行けない演奏が多いのだが、そう言った意味でもこのディスクは充分に作曲家の域に達しているように思う。
やや冷たい音色のハスキルのピアノを、シルクのような肌触りのグリュミョーのヴァイオリンが包み込んで、見事なまでの独自の世界を描き出している。
ベートベンもいいけど、モーツァルトのバイオリンソナタも モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
クララ・ハスキルにつられて買いましたが、グリュミオーのバイオリンとの相性も最高でした。私の知る限りでは、最高の組み合わせだと思います。
清楚なハスキル、輝くグリュミオーお薦めの演奏 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
昨年、ハスキルと同門の方が京都にいらっしゃって、その方に師事された音大生のピアノを聞いたことからこの2〜3ヶ月ハスキルのCDを集中して聴いてきた。幸運なことに来年知り合いのピアニストが、Vnとの演奏会を開くと聞き曲目を先に教えてもらいどんな曲か知りたく買いもとめた。CDは1000枚近く持っているがほとんどがグールド他のピアノ曲が多く、Vn曲は20枚もなかった。しかもモーツァルトはスターンの弾くKV304のホ短調が耳にこびりつくほど聞いていて他の曲は全く初めてのこと。この演奏では、やはりハスキルの折り目正しい清楚なピアノとグリュミオーのVnの輝きの組み合わせに感激した。モーツァルトのVnソナタはピアノが主でVnは添え物の気がしないでもないが、グリュミオーのVnはその輝きで十分私の予想をいい意味で裏切ったのです。この演奏シリーズはお薦めです。
芳香を放つ愛すべき一枚 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
私は第34番変ロ長調K.378が好きです。第二楽章の中間部なんか、節度を保ちながらとてもチャーミングです。これ以上モーツァルトらしい演奏もないでしょう。
モーツァルトの美しき憂鬱 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
グリュミオーの録音はどれも好きですが、このモーツァルトのソナタ集は間違いなく最高傑作の一つだと思います。何と言ってもこの人の魅力は絹のように艶やかで気品のある音色。グリュミオー以上にモーツァルトに相応しい音を出せる奏者はいないのではないでしょうか。ハスキルの素直なサポートも好感が持てます。 ディスク中白眉はやはり第28番ホ短調でしょう。モーツァルトの書いた短調の音楽はどれも凄絶に美しいですが、このソナタも例外ではありません。特に滴り落ちるようなメランコリーに満ちた第2楽章は聴くたびに胸を締め付けられます。モーツァルトの音楽を退屈なものと勘違いしている人にも是非聴いて欲しいと思います。
最新レビュー モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
収録曲・トラック
Disc1
1.第34番変ロ長調K.378
2.第28番ホ短調K.304
3.第32番ヘ長調K.376
4.第25番ト長調K.301
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