本作品は数年前、なにげなくチャンネルをひねって出会った韓国映画です。
なんとも言えない微笑みをたたえた男性が写し出され、思わずチャンネル切り替えのリモコンの指が止まりました。しばらく見ていると、30数年間恋愛経験をしたことのない下町写真屋さんの淡く、はかない恋の物語であることが分かりました。
この作品には、近年の恋愛映画にみられるような派手さはありませんが、古き良き時代の日本映画をどことなく感じさせます。この作品から韓国の文化と日本の文化は随分近いのだと感じずにはいられませんでした。
なお、映画のタイトル「八月のクリスマス」は8月からはじまって12月に終った恋愛への感謝気持ちを、クリスマスプレゼントとして娘に写真をおくった(写真館のウインドーに掛けた)ことにちなんでいるものと思います。
この作品から韓国の映像文化に対する見方が変わると思います。ぜひ一度見られることをお勧めします。