カスタマーレビュー
再評価されるもの 機動戦士ガンダムF91 完全版 [VHS] 辻谷耕史 富野由悠季
この作品は劇場公開当時、観に行きました。
その時の感想は、
「アムロやシャアがいなくとも、ガンダムは成立する。少し寂しいけど、これもガンダムなのだ」
というものでした。
やがてLDで発売され、購入しました。
ライナーノーツを見ると、富野監督が『今すぐこのLDを封印してください。5年後にご覧になっていただき、その時の評価を聞きたい』というメッセージを述べておられました。
確かに、富野監督は新しいガンダムを模索しておられた。
しかしそれが大河原ガンダム・安彦キャラ、そして宇宙世紀であるために、”Z”や”逆襲のシャア”と同じく見られ、かつ二人の主役不在のために当時の評価としては芳しくなかったのでは、と思います(それが「ターンA」に繋がったのかはわかりませんが、この作品を見るにあたってはどうでもいい事です)。
あれから18年。
「『ガンダム』を懐かしいと思う人たち」が観ると、あの頃の興奮が甦る、まさにある意味で原点回帰(ニュータイプ論の解釈は若干変化していますが)な作品ではないでしょうか。
そういう人に観てほしいですね。
予備知識なんて要りませんので、気楽に観てもらえればと思います。
さすがにこの続編(クロスボーン・ガンダムではなくて)を観たいと思っても、製作者側にその意思がなければ今さら無理な話です。
この夢は「ガンダムUC」に繋げたいと思います。
富野ガンダム 機動戦士ガンダムF91 完全版 [VHS] 辻谷耕史 富野由悠季
数年ぶりに見た。やっぱり富野ガンダムはおもしろい。小説を読んでると詳細がわかってさらにおもしろい。
隠れた名作 機動戦士ガンダムF91 完全版 [VHS] 辻谷耕史 富野由悠季
Zガンダムのようなテイストを感じました。この作品のあとに、TVシリーズが続く計画があったようで、この作品は中途半端なところで終ってしまいますが、充分に楽しめます。個人的には冨野ガンダムで面白いと思えたガンダムの最後の作品です。キャラデザインも安彦氏で、人間味のあるキャラが描かれています。インパクト薄いですが、隠れた名作です。
この内容で定価6800円は高すぎる 機動戦士ガンダムF91 完全版 [VHS] 辻谷耕史 富野由悠季
劇場公開用作品として発表された本作はUC123年を舞台にクロスボーン・バンガードと地球連邦の対決、及びにそれに巻き込まれる主人公シーブック・アノーとセシリー・フェアチャイルドの関係を描いた作品です。
既にジオン共和国はUC100年に自治権を放棄し、名実ともに連邦の天下です。
しかし敵の攻撃を防ぐため平気で子供を盾に取ろうとするなど、内部の腐敗は逆シャアの時代以前より進んでいる描写が目立ちました。戦闘面でも連邦のMSは出てきても速攻で落とされる場面が非常に多く、戦争の無くなった時代の連邦が忠実に表現されています(敵にも素人扱いされる程です)
大型のMSは既に時代遅れで小型のMSに主力が移っている背景もあり、大型のMSが出てこないのが残念と言えば残念でした(大型MS好きな為)
キャラデザは安彦良和で、作風にあった魅力的なキャラクターデザインが多く安心して見られます(個人的にガンダムは安彦原画が一番合っていると思う)
MSのデザインは個々人の評価に依りますが、ガンダムF91と敵量産機デナン・ゾンとセシリー機ビギナ・ギナ、後は鉄仮面のラフレシア位ですので数は少ないです。連邦側のジェガンは逆シャアに既に出てますしノーカンでw
兎に角駆け足でまとめ切れていない印象が拭えません。完全版でも120分という限られた枠なので、細かい描写を入れる時間が無いにしても展開が早すぎます。
これで6800円という定価は吹っかけ過ぎでしょう。
元々TV版放映前の導入部ダイジェストとして作成されたものだから、と言えばそれまでなのですが。
個人的には悪い作品ではありませんが、値段と釣り合っていないと思いました。
レンタルで十分だと思いますが、欲しい方は安い中古を探してみてはいかがでしょう( '∀`)
今更ながらガンダムを考える 機動戦士ガンダムF91 完全版 [VHS] 辻谷耕史 富野由悠季
このDVDを手に入れて、最近再び観ていて思うのは・・案外、リアルに人の姿を捉えているのかも知れないという事です。
主人公気取りで、自己主張の激しい脇役と、巻き込まれながらも調和しつつ、生き延びようとする脇役気取りの主人公たち。
そうなんだよなあ、って最近思います。
自己主張の激しい人って、案外・・冷静に評価するとそんなに大した事、してないですよね。実際。
ぎゃんぎゃん、己をぶつける事だけにエネルギーを浪費してしまってる事が多い。
嵐のように、周囲を巻き込むから、凄い事をやってるような気になってしまうけど、冷静に振り返ると何も変わっていない。
案外、調和を重んじる人のほうが、少しづつ「なにか」を変えていっている。
それが何であるかは、またそれぞれの話になるけれど。
自己主張が激しい、それはある面、世界を拒絶しているって事なんだと思います。
世界を拒絶したって、何も変わらないよって言われてる気がします。
それよりも、世界を自分の中に取り込んでゆきなさい・・自分を変えられたなら、きっと世界も変えてゆけるから・・そう、語りかけてくる気がします。
そう考えながら、このDVDを観ると、キャラクター達が案外、浮ついて見えません。
当てはまる影が、きっと周囲にも見つかるでしょう。
画質的には・・時折、ボケたりしますね。動きも大きいので、古い液晶の大型TVだと、動きが固く見えてしまうかも?
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