エディターレビュー
北野 武監督98年公開の7作目。不治の病に侵された妻を気にかけながらも職務に追われる刑事が、同情した仲間の好意で張り込み捜査の合間を縫って見舞いにいく。だが、そのわずかな時間に発砲事件が発生、1人が殉職し、快く送り出してくれた部下も半身不随の身になってしまう。犯人を殺して警察を辞めた彼は、治療費や遺族へ渡す金を工面するためヤクザにまで借金を重ね、やがて首が回らない状況へと陥っていく…。 あたかも夢の情景のような暗く青みがかった映像のなか、挿入される監督自作のシュールな絵の色彩が鮮烈である。同様に乾いた暴力シーンに対して、例えば置き忘れられた三輪車を主人公がそっと横にどける、といったささやかな行為の描写も目に焼きつく。北野作品には多い不器用な男の自己表現を、透徹した視線で描いた静かな傑作である。(武内 誠)
カスタマーレビュー
何故こんな駄作が HANA-BI [VHS] ビートたけし
映画の中にタケシ本人が描いた絵が出て来るんだけどこれが超人的に下手なんだ。本気で下手。とにかく下手。味があるとかそういうレベルじゃなくて本当に下手クソなんだ。どんな絵でもその人なりの美的センスというものが見えるものだと思うんだけどそれすらない。とことん下手。死ぬほど下手。下の下の絵なんだ。この映画自体も実はそう。役者がさ、なにをどうしたらいいのか戸惑ってんのがもろ分かりなんだよ。ホント痛々しくなっちゃう。こんなモン映画でも何でもねぇよ。こんなの評価してる外人もどうかしてる。それを真に受けてる日本人もどうかしてる。みんなおかしいよ。頼むからしっかり自分の目で観ようよ。その上でちゃんと評価しようよ。じゃなかったら日本映画本当にどうにかなっちゃうよ。
心の温かさや如何に HANA-BI [VHS] ビートたけし
キタニスト駆け出しの、ただヒューマンドラマ好きがレビューさせていただきます。
感想は、ズーン、です。良い意味でも、悪い意味でも、ズーンです。
心の中にモヤァっと残りました。私が映画を良く理解していないせいかもしれません。
その中でも気に入った点があります。西刑事と奥さんの、下らないやりとりです。
奥さんが西刑事のケーキを、苺しか返さない。
西刑事がトランプの裏のクランキーチョコレートを見破る。
「手ェ轢かれて痛いよ。」とぐちをこぼす。
おふざけです。ただのおふざけです。
ただ、このやりとりは、本当に信じあっている相手としかできないものではないでしょうか。
愛し合っているからこそ、こういうくだらんやりとりでも信じあえるのではないでしょうか。
私はこういうシーンを見ると、そう考えてしまいます。
「何だ、一応愛し合ってるのね」では終わらないように思います。
前後の重苦しい、血生臭いやりとりが、このくだらないやりとりの「温かさ」を際立たせているように思います。
北野氏は「くだらなさ」を折り込むのが本当に上手いと思います。
「ほら、ここあったかぁいシーンだよ!!」
と誘うのではなく、観客に丸投げ。考えさせる。
薄っぺらいように思わせる描写の良さは、こちらから感動しに行く点にあると思います。
「自己満足の妄想」と一言で終わらせることができますけどネ;
でも、感動してしまうんですから。
私は世界で嫌われる HANA-BI [VHS] ビートたけし
小説、『私は世界で嫌われる』の表紙に、金獅子をちゃかす、たけしの顔…。この作品は、ひょってしてこれをやるがために作られたのではないか。無駄なほど多い暴力シーン(白竜が金返さないヤクザを殺す流れは果たして必要か)、これでもかと出る武作の絵、今までの北野作品にあるまじき説明描写、無駄発言の多さ(寺島演じる刑事が特に)、予定調和的なストーリー。そして極めつけは最後のシーン。写真を妻一人で撮らせた事から妻の遺影の写真である事は周知の事実であり、最後の銃声は妻へのみ向けられた可能性が高い。(断定はできないが。)であるならば、このシーンはわざとらしいお涙頂戴の感動シーンを演出しているのだ。しかし、久石譲による見事な音楽とキタノブルーと称される情景、たけしの狂気と岸本の好演技により内容を補っている。そこに星三つ。(笑)よって、この作品で金獅子を取る事は北野武にとって、してやったりなのであり、狙い撃ちなのである。ゆえに彼は世界で嫌われる『天才』なのである。
独自の雰囲気を持った作品 HANA-BI [VHS] ビートたけし
北野ワールドと呼べる程の確立したものを北野武はまだ持っていないように思えるが、この作品には確かに独自の不思議な雰囲気がある。日本人がもつ特異な死生観とでも呼べるような、独特の雰囲気が北野武の感性とうまくマッチしたのではないか。その独特の雰囲気故に、この映画が外国で賞を獲ったのも理解できるような気がする。問題を言えば、この作品の作り方が雑なことであろうか。例えば映画の中に延々と挿入される北野武自身が描いた絵など、映画のプロットとは関係なく、文字通り自画自賛に過ぎない。北野武は感性として非常に優れたものを持っているが、映画監督としては中途半端なイメージを拭えない。もっと真剣に映画作りに取り組めば、もっと良い映画を作る事ができるだろう。
北野映画の最高傑作 HANA-BI [VHS] ビートたけし
これは良いですね 金獅子賞を取ったのも納得できます
一見バイオレンスの効いた映画ですがその中に妻を愛する男の純粋な愛が描かれていて
とても良い映画ですこういう映画を日本にもっと撮って欲しいですね
最後に海でタコをするシーンなんかほんと好きですね音楽もとても良いし感動もできる
北野武監督の最高の映画です
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