カナダのプリンス・エドワード島。グリーンゲイブルズと呼ばれる土地に住むマシュウとマリラ兄妹のもとにある日やってきたのは、赤い髪とそばかすの小さな少女、アン・シャーリー。孤児院から男の子を引き取ったつもりが、手違いで女の子が来てしまったのだ。一度はアンを孤児院に返そうと思ったマリラだが、やがて考え直し、アンはグリーンゲイブルズに住めることに…。女の子なら誰でも知っている、ルーシー・モード・モンゴメリーの原作を高畑勲監督でアニメ化。宮崎駿、近藤喜文ら、後のスタジオジブリ作品の担い手達がこぞってスタッフとしてクレジットされている、1979年放送の「世界名作劇場」である。
空想好きで、よく笑い、泣き、怒るアンは、「名作」シリーズ中もっとも感情の起伏が激しい主人公。そんなアンが、マシュウの包み込むような愛、マリラの厳しい親心、さらに「心の友」ダイアナとの交流などを通して成長していく様子がみずみずしくつづられる。グリーンゲイブルズをはじめとしたアヴォンリーの村の田園風景は美しく、そしてその中でアンが繰り広げる想像の描写もアニメならではの鮮やかさと大胆さに満ちている。オープニング映像も出色の出来ばえだ。
素晴らしい原作と、日本アニメ界屈指の才能の幸福な出会い。「赤毛のアン」は、「世界名作劇場」シリーズが到達した、間違いなく最高傑作のひとつだと言える。(安川正吾)
アンの今後を決める運命的な出会いをする回が収められています。
ご存知かもしれませんが、アンがゆくゆく先生になるという運命をたどるのはこの辺りを見ないと分かりませんよ。
以前のちょっと陰険な(人間らしい)フィリップス先生の後任で来たステイシー先生のおかげでアンは登校拒否から立ち直った気がします。
またここに収められたアンが登校拒否から学校へ復活する所は是非見逃さないで頂きたいです。
更に見所はアンと親友のダイアナの友情!この二人の友情はこの辺りから本物への確信がもています。
アンの歴史を知るには是非是非、ご覧下さい。