Suburbiaを主催する橋本徹氏によるFree Soulコンピシリーズの一つ"Vibes"。"Vibe"というと"vibration(揺れ・振動)"といった雰囲気があるけれど、"Vibes"という言葉には「心の反応」「感応」といった意味合いがある。ファンキーなグルーヴは勿論Free Soulには必然的なものでもあるような気がするので「揺れ」といった意味合いよりも、「思わず心をトキメかせてしまう」ような楽曲を選曲しているように思う。
それ故か、本当にポップでハートフルな楽曲が多い。モコモコっとしたリズムミックスの曲が多く、それが何処かしら暖かさを感じさせているように思う。曲調は完全にポップスな楽曲は多いんだけれど、ちゃんと心地良いグルーヴ感があり全体的に非常に心地良い。女性シンガーが多い事からも、どこかキュートな選曲であるようにも思う。
ベタな気がするけれど、CCSの"I Want You Back"から、Betty Wrightの"Clean Up Woman"の流れは思わずうっとりとするような心地良さがある。この"Vibes"はゆったりと開放的な気分に浸りたい時に聴きたいアルバムだと思う。
全体的に、個性的な名曲が多くてかなりノれます。
特に、20曲目のキングフィッシュ「Hypnotize」は、
心浮き立つようなグルーヴ感に溢れていて、
そこからの21曲目オルガン奏者である
リチャード・グルーヴ・ホルムズの
「I Can't Stop Dancing」へのつなぎは絶妙です。
耳馴染みのいい、滑らかにスウィングするサウンド
はまったく新しいある種の”癒し”を感じ得ることが
できると思います。
最後に3曲目のエルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアー
ズの「A Night In New York」は、胸がきゅんとなるような
キュートな曲でおすすめです♪
Disc1
1.サーチ・ユア・マインド(ファズ)
2.サムバディ・ライク・ミー(ボビー・ジェントリー)
3.ナイト・イン・ニューヨーク(エルボウ・ボーンズ・アンド・ザ・ラケッターズ)
4.ザッツ・ラヴ(J.R.ベイリー)
5.エイント・ナッシン・ロング(K.C.&ザ・サンシャイン・バンド)
6.キープ・イット・アップ(ミルトン・ライト)
7.ビートメーカー(ドリス)
8.アイ・ウォント・ユー・バック(CCS)
9.クリーン・アップ・ウーマン(ベティ・ライト)
10.パーティ・ダウン(リトル・ビーヴァー)
11.シーズ・オブ・ライフ(ハーレム・リヴァー・ドライヴ(エディ・パルミエリ))
12.ゼアズ・ノー・ヴァイブレイションズ,バット・ウェイト!(エドガー・ブロートン・バンド)
13.ホワイ・ドント・ユー・ゴー・ユア・ウェイ(ブルー・スウェード)
14.ゲット・イット・ハプニング(スカイライト)
15.コットン・キャンディ(シルヴァーズ)
16.スティール・ユア・ラヴ・アウェイ(C.M.ロード)
17.ジョリー(ラティモア)
18.イフ・アイ・エヴァー・ルーズ・ディス・ヘヴン(ナンシー・ウィルソン)
19.ゴッタ・ハヴ・ユア・ラヴ(ブルー・スウェード)
20.ヒプノタイズ(キングフィッシュ)
21.アイ・キャント・ストップ・ダンシング(リチャード・グルーヴ・ホルムズ)