カスタマーレビュー
俺達、4人で本物になりたいんだ!! 4 PLUGS THE MAD CAPSULE MARKETS
イシガキ君が脱退する以前のインタビューで、彼らはこう言っていました。
このアルバム「4 PLUGS」が、まさにその答えなのではないでしょうか。
デジロック化前の、4人で最後に創り上げた最高傑作!個人的にはそう感じています。
初期の頃から聞いているオールドファンは、これ以降の作品をあまり好まないと思うので・・・。
「神歌」には、和の大和の日本民族の誇りが凝縮されています。
これを聞いて何も感じない日本男児は、ディズニーランドにでも逝って下さい。
初期のチンピラパンクから、ミクスチャーパンク、メタリックハードコア、そしてデジタル化まで、
これほど形を変えつつも本質を掴み続けたバンドは、他に日本にはいないでしょう。
同じ事を何度も繰り返すだけの人達は多いですが・・・。
MADの皆さん、お疲れ様でした。神歌 KAMI-UTA
1996 4 PLUGS THE MAD CAPSULE MARKETS
ヒップホップ系のリズム要素を感じさせる1曲目から、激しいタイトなドラミングにヘビーに唸るベース・ライン、カッティングを重視したギター・フレーズ、がなり叫ぶボーカルとアグレッシブさに磨きをかけた2へ…。しょっぱなからラストまで、息つく暇も与えないほど激しく突き刺さるビートとグルーヴ。英語詞が増え、洋楽志向が強くなった7作目のアルバムは、彼らのアメリカ進出への足掛かりとなった作品。
別次元の拡がり 4 PLUGS THE MAD CAPSULE MARKETS
このアルバムはマッドの歴史の中では際立って異質であるかもしれない
というのもこのアルバムは、これまで(そしてこれ以降)のアルバムと比べてある一つの部分が極端に“欠けている”
歴々のマッドファンの皆様なら既にお気づきだと思うが、その圧倒的に欠如している部分とは“ポップさ”である
マッドの魅力の一つは
これでもかといわんばかりの攻撃的なAメロと非常にフックの効いたポップなサビ
その対を為すメロディラインを一つに曲に混在させ、空間的な拡がりを感じさせる印象的な曲構成にある
このやり方はいまやスタンダードなのかもしれないが、こんな乱暴な転調をその位置までのし上げたのは−恐らく−マッドであり
そしてそれはマッドを語る上では絶対に欠かせない非常に重要な魅力の一つである
しかしこの『4PLUGS』にはその片翼を担っていた“ポップさ”が微塵もない
あるのはただただ圧倒的に攻撃的な楽曲のみである
重い曲、速い曲・・・全12曲それぞれフックこそあるものの“ポップさ”の片鱗は一時も覗かせない
だがそこに表現されたのは片手落ちの“駄作”ではなく、突出した“大傑作”である
ディストーションをかけているせいか何処か冷ややかに、だが暴力的に熱く歌いあげるKYONOのVo
時折機械的な音色を出し、楽曲によりいっそう危うさとある種の華やかさを滲ませるISHIGAKIのGt
前作より更に輪郭と歪みを増し、リードギター以上に、そしてこれまで以上に楽曲を引っ張るTAKESHIのBa
淡々とシンプルに、それでいて肉厚で強靭なビートを刻むMOTOKATSUのDr
これらが渾然一体となり、一本筋のあるソリッドな楽曲となって耳に迫ってくる(『4PLUGS』とはよく名付けたものである)
余分な音、余分なメロディを一切排除し極限まで洗練された(音としての)パンクロックの到達点がここにあるのだ
と、こう書くとこのアルバムに冷酷で粗野なイメージをもたれてしまうかも知れないが
何をどうしたかそこにはマッドならではのストイックな“熱”が篭っている
凡庸な私では、例えば一番感情を享受しやすい歌詞などからそれを読み取る事はできないが
それでも「こういうのしか出来ねーし、やらねーぞ」(勿論そんなことはないのだが)というある種の“人間としての強さ”が音のそこかしこから掴み取れる
そう、このアルバムには迷いがまるでないのだ
音一つ一つが素晴らしい説得力を持って我々をねじ伏せてくれる
快作でないわけがない
吹っ切れた人間のみが感じさせる特有のすがすがしさ
その彼らが表現したのは、ある意味対極にある攻撃性
「殴られたのに気持ちがいい」
私は決してMではないが、こんな矛盾がこのアルバムでは成立してしまう
今回のマッドは曲構成ではなく、そうした次元で拡がりを我々に見せてくれたのかもしれない
異質ではある
だがマッドの一つの頂点としてこのアルバムを聴き込んでもらいたい
名盤 4 PLUGS THE MAD CAPSULE MARKETS
MADは常に変化していくバンドですが、それをよく表している作品。 当時、RATMなどのミクスチャーが世界を席巻してましたが、 そんな中で日本のミクスチャーの先駆けとも言える作品でした。 ただ、外国の真似事になっておらず、しっかりMADの音になっているのは流石の一言。
いち時代を築いた傑作 4 PLUGS THE MAD CAPSULE MARKETS
現在、活動休止中のマッドですが時代を変えて進化してきた初期からのファンとしてコメントさせていただくと、このアルバムは1.デスパンク 2.ハードコアミクスチャー 3.デジコアロックとするなら中期のミクスチャー時代の最高峰ではないでしょうか。ギターの激しいリフを下地にディストーションをかけたkyonoの狂気に満ちたラップlikeなボーカルが乗る。当時では他にはない強烈な印象で今あらためて聞き返してみてもその頃の印象が鮮やかに再生され今でもまったく色あせることないすばらしいサウンドだと思います。いろいろ同じようなバンドやサウンドが現われていますがまちがいなくこれが元祖ではないでしょうか。とにかくカッコいー!
最新レビュー 4 PLUGS THE MAD CAPSULE MARKETS
収録曲・トラック
Disc1
1.ポセッス・イン・ループ
2.クラック
3.神歌
4.ラスト・オフ・システム
5.ウォーク!
6.ノーマル・ライフ
7.アナザー・プラグ
8.消毒
9.A・S・M・I・A・S・B
10.PGM ON
11.ドント・サス・ミー・アウト
12.デストラクション・アット・ザ・ドア
13.O・U・T
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