このサイズで収録された「Z・刻をこえて」が短すぎず長すぎず実にちょうどいいです。(何かの場面で活用するにも使い勝手がいい)。この尺は、楽曲にスリルがあるだけにそれが新鮮なまま、満足できる長さで一気に駆け抜けてくれるので、抜群のバランスでした。
原曲はニール・セダカが1972年に発表した「BetterDaysAreComing」ですが、我々が所与のものとして馴染んできたアレンジの方が、改めて思いますが、スピード感があり秀逸でしょう。
渡辺博也の編曲は鮮烈であり洗練でした。イントロで衝撃を与えるシンセ。それが入る瞬間のゾクゾク感やクールで知的なコンポジションは、単純なロックというよりAORやフュージョンのフレージングが散りばめられていますよね。この知的な恍惚さがガンダムシリーズの中でも屈指の名曲たるポイントだと考えます。
渡辺氏の仕事は、セダカの甘くなく斜めからの切り口で描かれるメロディを一気に止揚し、メロディの翼を大きく広げ更にスピードを与え、自由に五線符を飛び立たせたといえるでしょう。
他方、鮎川摩弥のクリアボイスは妖艶さを潜ませ、特に低音域での広がりなど曲の中で聞き所が幾度も訪れます。しっかりした基礎的発声の上にスウィングのような華麗なフレージングを彩れるボーカリストだからです。ニール・セダカや渡辺博也の組んだコンポジションをしなやかに、そして最大効用値で表出せしめています。
尚、「井荻麟」こと富野監督の訳詞は、1小節に乗せたワンフレーズの広がりと、それが全体の意味で繋がってゆくときの深みもあわせ、この名曲の醍醐味の一つだと思います。
1995〜1998年にかけて展開された3つのガンダムの主題歌が収録されています。どの曲も非常にメロディアスで力強いのが印象的。歌詞カードには、収録曲全ての発売当時のジャケット写真が掲載されており、聴いて、見て、懐かしさを覚えます。個人的に嬉しかったのはガンダムWのラジオドラマ主題歌である「MIND EDUCATION」が収録されていたこと。隠れた名曲ですが、本編や映画では使用されておりませんので音源をお持ちでない方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。ボーナストラックを除けば曲数はそんなに多くはありませんが、この充実した内容なら買いです。
タイトルの通りガンダム好きなら買うんだ!
このCDですが、ここに収録されている曲は比較的最近の、新しめのガンダムです。
最近の曲に影響されてか、かなりカッコイイ曲揃いです^^
まぁこの曲聴いて「カッコいかった〜」と言わない方はいないでしょう!
くどいようですが、それぐらいカッコイイのです!
とにかくガンダム好きなら買うんだ!
Disc1
1.「新機動戦記ガンダムW」~JUST COMMUNICATION(TWO-MIX)
2.「新機動戦記ガンダムW」~RHYTHM EMOTION(TWO-MIX)
3.「新機動戦記ガンダムW BLIND TARGET」~MIND EDUCATION(Misty Eyes)
4.「新機動戦記ガンダムW ENDLESS WALTS」~WHITE REFLECTION(TWO-MIX)
5.「新機動戦記ガンダムW ENDLESS WALTS 特別編」~LAST IMPRESSION(TWO-MIX)
6.「機動新世紀ガンダムX」~DREAMS(ロマンティック・モード)
7.「機動新世紀ガンダムX」~Resolution(ロマンティック・モード)
8.「機動戦士ガンダム第08MS小隊」~嵐の中で輝いて(米倉千尋)
9.「機動戦士ガンダム第08MS小隊」~10 YEARS AFTER(米倉千尋)
10.「機動戦士ガンダム第08MS小隊」~未来の二人に(米倉千尋)
11.「機動戦士ガンダム第08MS小隊・ミラーズリポート」~永遠の扉(米倉千尋)
12.「機動戦士Zガンダム」~Z・刻をこえて(鮎川麻弥)
13.「機動戦士Zガンダム」~Z・刻をこえて(インストゥルメンタル)
14.「機動戦士Zガンダム」~水の星に愛をこめて(インストゥルメンタル)