カスタマーレビュー
音楽ファン必見の小松秀行のベースと佐野康夫のドラムが互いに相乗し合う作品 風の歌を聴け ORIGINAL LOVE
93年のメンバーチェンジにより森宣之に続き宮田繁男、村山孝志が脱退し、一方で小松秀行が加わっていた新体制ORIGINAL LOVE(田島貴男、木原龍太郎、小松秀行)の4作目。聞き所は従来のソウルテイストに加え、ブラジル音楽を取り入れた熱くグルーヴィなリズムセクションです。ジャズアプローチの小松氏のベースと、小松氏が紹介したドラムの佐野康夫の両名プレーヤーは力強いうねりをOLにもたらしました(また佐野氏のプレーはバックビートの魅力だけでなく、ハイハットの繊細な裁きで空気感を立体的に作り出します)。バンド体制の作品は次作で終了しますが、このメンバーで培った試みにより田島氏の展望や可能性は随分開けたのではないかと思います。今作はその後のOLのバラエティ豊かな展開への礎であり、作品自体革新的で大変な名作と位置づけられるのではないでしょうか。オリコン初登場1位。
1「The Rover」は当に小松氏のベースと佐野氏のドラムが骨格を作り出し今作の象徴です。そこから田島氏が奔放に展開してゆくコンポジションの高揚は従来と一味違いますね。
2「It’s a Wonderful World」は当にインスパイアされたCURTIS MAYFIELDそっくりの終始ファルセット歌い。フィリーソウル自体のヴォーカルアプローチやピチカート時代の田島氏の澄んだ声を思うと、こういう楽曲も頷けます。この声の綺麗さと、3「The Best Day of My Life」の熱い声が同じシンガーから発せられるのですから凄いものです。
“祝祭”と名付けられた5「フィエスタ」はその名の通り、人間が持つプリミティヴな音楽の熱を宿します。このエスニックな音楽のクロスオーバーをみせてゆくのは、OLらしい点でした。また、7「時差を駆ける思い」の作曲は小松氏と田島氏の共作で、フリー要素の高いジャズをポップに仕上げてしまうところは流石OLです。
佐野氏の軽やかなタッチから入る10「朝日のあたる道」は従来のOLが持つエレガントな要素を持ち、大人になってから改めて素敵に思えるラヴソングでしょう。
オリジナル・ラブ 風の歌を聴け ORIGINAL LOVE
レベル高っ!
音の粒が立ってます。つまり主張がある。でもうるさくない。
そこが凄くポップミュージック的だと思う
大人が楽しむ音楽といった趣き。
リズム隊が凄い。ポップスでここまで音楽として成り立っているものは少ない。
スガシカオの元ネタはここにありました。
でも僕は正直そこまで入れ込めなかった。僕が大人になりきれないかな?笑
スライとかマーヴィン大好きなんだろうな〜って伝わってくる。あと山下達郎とか。
でもそれが逆に物足りない気がしました。
スライを高いレベルで再現することは出来てる。
けど、スライやマーヴィンに感じる新しさを感じる事はできなかった。
それは音楽が完全に個人的なものであるかどうかの違いかもしれない
なんとなくポップミュージックの限界みたいなものを感じる1枚でした。
歴史的名盤 風の歌を聴け ORIGINAL LOVE
田島さんも、このアルバムは今でも気に入っているとコメントしてました。
曲によってはミックスが荒っぽいとも聴こえるとこもあるけど、生っぽさ、グルーヴ感、出すためにあえてそういうミックスしてる気がします。
とにかくリズム隊の気合が凄い。
この荒々しさは、尋常じゃない。熱気が伝わってきます。
最近はFUNKYな曲あまりないから寂しいですね。
楽曲もいい。全曲メロディーがスーっと入ってくる。
全曲にわたり、勢いが感じられる。
オリラブのひとつの頂点だと思う。
本当に奇跡的な名盤。
田島さん、PUNKもいいけどたまには1曲くらいFUNKしてください!
乾いた風 風の歌を聴け ORIGINAL LOVE
毎年、緑がまぶしい季節になると決まって聴きたくなるアルバム。OLの作品はひととおり全て聴いてきたが多くのかたが述べておられるようにこの作品は芸術性とコマーシャリズムのバランスが絶妙で文句のつけようのない傑作だと思う。とにかく何かミョーに吹っ切れた感じのワイルドでサバサバとした開放感があり、生きていく事を前向きに楽しもうとするポジティヴな意思を強く感じるアルバムだ。とてもシンプルだがタイトで力強く、かつしなやかなメロディーの秀逸さはさすがという他ない。歌詞も発売から11年経ったいまでも記憶に残るフレーズがいくつもあり当時の自分の生活を昨日のことのように思い出させてくれる。ロックという表現を用いて「生命・愛・人生」の素晴らしさを高らかにうたった大傑作。
渋谷系と呼ばれていた時代 風の歌を聴け ORIGINAL LOVE
94年6月に発売されました。実はこの頃って「オリラブ」と呼ばれ「渋谷系」と言われていた。このアルバムはそれから1年過ぎて「渋谷系」とあまり言われなくなってから、冷静になって聞いてみたものでした。1曲目の「The Rover」でやられたぁ〜でしたね(笑)こういうリズムで歌うボーカリストってあんまり聞いたことがなかったです。 このアルバム初登場1位にもなりました。 けど、チャートなんぞ気にしない「OL」は好きなことをやっていると言うのが後になってわかりました。 このアルバムをひっさげてのツアーで「渋谷系じゃありません。」と言い切った田島のMCは今でも語り継がれています。
最新レビュー 風の歌を聴け ORIGINAL LOVE
収録曲・トラック
Disc1
1.The Rover
2.It’s a Wonderful World
3.The Best Day of My Life
4.二つの手のように
5.フィエスタ
6.心(album mix)
7.時差を駆ける想い
8.Two Vibrations
9.Sleepin’ Beauty
10.朝日のあたる道(album mix)
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