現在上映中の映画「CHICAGO」に遡ること約60年前に舞台作品の「CHICAGO」をモチーフに制作された映画。基本的なストーリーはもともと事実に基くものだけに変わらない。本作品はミュージカルではないが、所々に歌とダンスが見られる。ジンジャー・ロジャースのタップダンスは秀逸。また、ロキシーが最も美しい殺人者として色仕掛けで陪審員を釣ろうとする様は、現在の作品よりも、より強調して表現されており、それに釣られる陪審員の滑稽さともあいまって、司法制度に対する強烈な皮肉のメッセージ性は強い。ロキシーが喧嘩をするときの武器が頭突きというのもご愛嬌。ちゃんとGo to Hell Kittyも出てきます。「CHICAGO」のファンにとってはバリエーションとして見ると楽しい作品。