カスタマーレビュー
俺を笑い死にさせる気かよ! 岸和田少年愚連隊
いやもう…テンポのいい一人称の文体で、読みやすいことこのうえない。 そして作者のセンスが、もう最高。 愛すべき岸和田のゴンタたち。リアルでは会いたくないけど、彼らの生き様にあきれつつも惚れました。
痛快無比 映画と別に楽しめます! 岸和田少年愚連隊
映画をみてから本を読みました。おもろい。映画は、青春グラフィティ風です。映画は恋人の独白ナレーションではじまり、主人公と母親の関係を縦軸にしているようで(むろん、悪ガキ友達との交遊もあるが)ある種、母親からの自立物語ともみれる何か感傷的なものがあります。ですが原作はそんなセンチメンタルを感じさせない実録風。ほんまかいな、抱腹絶倒、これもありやで、ここまでやんで、というパワー全開。でも、最後の主人公と友達が二人して「いこか」というところはなぜか爽快で、こんな<こども>(絶対大人でではない!)時代があったなあ、いや、あったらなあ。でも今はない・・・という郷愁あふれてます。また映画見て、その後本読んで・・・と何度も楽しめそうです。三部作のほかも読みたくなりました。
昨今では有り得ない、懐かしい80年代な世界 岸和田少年愚連隊
読んでて妙に懐かしかった。そこは80年代の「じゃりんこチエ」みたいな
家族風景、「BE BOPハイスクール」みたいな学園生活。主人公チュンバは上記2作に負けず劣らずなキレっぷり。でも現代っ子の「キレる」少年とはまた違う。
なんせ親は小学生のケンカに、ヤクザ並のヤリクチを教え込み。
いきなり不意打ち・凶器攻撃はあたり前で。勢い余って敵と間違え半殺しにされた友達も。「ゴメンお好み焼3回おごったるから」の一言で許してしまう。ましてや教育実習のセンセーまで「見つからんかったら何やってもええんや」とサッカーで反則テクニックを教え込む。本当ヤクザの英才教育だ。
今では有り得ない世界だなあと。なんかノスタルジックな気分になりました。過保護にされた一人っ子、責任転嫁のPTA、タブー視される体罰、お茶の間では法律番組が持てはやされる現代では、ホント有り得ないよなーと。
読んでて不思議なのは、初めから終わりまで一貫して血みどろなストーリーだが、「積み木崩し」みたいな暗さは一切ない。そこは大阪のユーモアか。実際こんな主人公がいたら?絶対に近寄りたくない、けど傍から覗いて見たら妙に明るく楽しそうだなーと。隣の席にいると真っ先に転校したくなるけど、卒業すればなんか懐かしく寂しくなる様な、同窓会では格好の話題ネタになりそうな。うーん、アンビバレンスな磁力です。
PS●読み易いです。いっき読みでした。映画版のナイナイ岡村・矢部は本当ハマリ役でした。千原兄弟編はイマイチでした。
気持ちのいい本です。 岸和田少年愚連隊
不良の皆さんです。鞄に鉄板を仕込んでます。卑怯です。お互いさまです。親も親です。血みどろです。よく死なないです。しかしこいつら喧嘩以外に何ができるのかって悩む暇さえないくらい、楽しそうです。さわやかです。青春です。友情です。裏切りアリです。でもいつのまにかまた一緒につるんでます。罪悪感ゼロです。さっぱり感です。自分もこんなふうにボコボコの暮らしをしてみたーい、なんていったらドツかれそうです。 おもしろいです。
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