カスタマーレビュー
最高のエンターテイメント。まず、読め! チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
ミステリとして最高峰の出来なのはもちろん、細かい描写がしっかりしていて、極上のエンターテイメントに仕上っている。
作者は現役の医者ということで、手術の描写や医療関係の表現が緻密なのは当然としても、容疑者の割り出しに利用されるロジックが秀逸。対象に接する際の態度をアクティブフェーズとパッシブフェーズの2つに分けて、ディフェンシブトークとオフェンシブヒアリングを組み合わせ(役割分担)することで相手の本質を分析してゆく。ときに攻め込み、あるいはさっと躱す。
また、文庫本で上下で読んだ私のような人間は、本当にラッキー。
上巻で主人公だと思われていた、病院でなんとなくうまく立ち回りながらも事件に巻き込まれた愛すべき隠れ熱血漢の田口はなんと、賢いワトスン役だった!下巻で投入される論理モンスターのぶっとんだ天才ホームズ・白鳥はあっという間に主役の座をかっさらい、まさに火の鳥のようにあそこにもここにも火の手があがる。そのパワーたるやすさまじい。切って、ちぎって、投げる投げる投げる!!!
あーもう、ここで解説なんか読んでる暇があったら、さぁ財布を持って本屋へ行こう。
日本人でよかった、今の時代に生まれてよかった!作者の文章をそのまま生で読めて、時代を感じられる幸福。
うぉおい神様、海堂サマ、このサイコーの本を生んでくれて、ありがとう!
・・・・読め、そうしてこの世界に酔え。
下巻は「解決編」スピーディーな展開 チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
下巻はスピーディーな展開、一気に解決編となる。
白鳥・田口コンビが縦横無尽に人物間を駆け巡ると
いった感じです。
ミステリーとしては、謎解き編もなかなか楽しいです。
犯人に動機等をもう少し語らせてもよかったのでは・・・
映画は最悪だったが、原作は・・・ チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
映画版は原作を未読で鑑賞したのだが、個人的には「ありえない」出来だった。
レビューにも星ひとつをつけた。
ただ、映画の印象だけで原作を読まないというのはいけないと思うし、もしかしたら損をする可能性もあるので読んでみた。
読んだあと「やっぱり読んでみてよかった」と思った。
映画では、「ありえない」と思った動機も「なるほど」と思ったし、「編集をしすぎているんだろうな」という点も問題なかった。
現役の医師が書いているだけあって、医療問題や死生観などの見方が考えさせられた。
映画版よりはよかったのだが、それでもやはり「これが『このミスがすごい大賞』なんだ」という意見は変わらない。
やはり東野圭吾よりは落ちるんじゃないかと思う。
映画版に「ガッカリ」した人は読んでほしい。
きっと印象が変わるはずだ。
強力な助っ人とともに、死に立ち向かう チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
チーム・バチスタの手による不可解な死を
主人公の田口医師が
強力な助っ人とともに、立ち向かう下巻である
得たいの知れない官僚「白鳥」が、その助っ人だ
高級な服を身にまといながら、
礼儀とは無縁の行動を貫き、
論理的な思考が見えた瞬間、
挑発的な言葉で他人を翻弄していく
事故か、殺人か..
天才外科チームに、手術室という狭い空間に、
文字通り転びながら、田口と白鳥が挑んでいく
専門家は 技術と倫理の両方を持っていなければならない
そんな言葉を思い出した
医療ミステリーとしては良かった。 チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
下巻を読み終わりました。 下巻は上巻より「ロジカル・モンスター」厚生労働省のエリート役人白鳥と田口の場面が多いので「田口・白鳥コンビ」の丁丁発止のやり取りが楽しめます。最後まで「バチスタ事件」の真犯人は誰かと云う推理ができたので医療ミステリーとしては良かったと思います。
筆者の現役病理医の立場から見た医療現場の実態をいろんな意味であからさまにしているのはかなり
勇気がいる仕事なのではないのでしょうか?バチスタ手術の患者さんが亡くなるシーンが多いのは正直読んでいて辛い部分もありました。でも現実患者さんの家族、医師にとっても辛い現実なんですよね?「命」のあり方を考えさせられる本です。(私にとっては)「ジェネラル・ルージュの凱旋」
がどんな作品か楽しみです。
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