カスタマーレビュー
文句なく凄い 映画『花と蛇2パリ/静子』写真集「花と蛇2」
完成した映画ではカットされたものも含め、何万コマと撮り溜められた映像、その一コマ一コマをマレビト石井隆が凝視してセレクトした写真集。これは、もはやダイジェストじゃないよ。もう一つの『花と蛇 パリ/静子』という“画集”になっています。 エゴン・シーレのように皮膚のたわみと歪みに肉薄したもの。足元に輝き横たわる杉本彩の裸体を取り囲む仮面の男たち、彼らはあらぬ方向を見定め枯れ木のように立ちすくむ、そんなポール・デルボーのような夢魔的な空間もある。情欲に波打ち輪郭がぼやけていながら歓喜に粟立った肌が重苦しく迫るホルスト・ヤンセン的な時間も現出する。杉本彩の臀部からしたたり落ちた雫が床に弾け、あたかもミルククラウンのように飛散する永遠の一瞬!!──これは凄い。 物理的には静止した“絵”に「連続性」を持たせようと闘ってきた劇画家石井隆と、ダイナミックに連続するシーンの狭間にふと現れる「静寂」に、圧縮された情感を描き込もうとする映画監督石井隆がセメギ合い、完璧な絵物語に仕上げています。文句なくコアな一冊です。とっても綺麗だから、女性にこそお薦めカナ。先入観や物語に縛られない映画未見の人こそ、この本の凄さが実感できるかもしれません。
一瞬のきらめき 映画『花と蛇2パリ/静子』写真集「花と蛇2」
映画本編の中からスクリーンでは見過ごしてしまうような煌めきをすくいとった一冊。映画と言うセッションだからこそ現出した美の連続。これぞ杉本彩が、石井隆監督が、観せたかった表情や裸体。ページをめくるたびフィルムからエロティシズムが溢れ出した一瞬と出会える。 映画フィルムの質感、リズム感、空気感が、まるでドキュメンタリーのように杉本彩の体温と吐息を感じさせてくれる。
テレシネ 映画『花と蛇2パリ/静子』写真集「花と蛇2」
丁重な表装と秘蔵ディレクターズカットには星5つと言いたいです。 写真集の中身はテレシネされ厳選されたカットがダイレクトに印刷されており写真集としての魅力は半減します。 杉本彩のあの美しく縛られた身体が鮮明に写真集として表されていないのは残念!
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