カスタマーレビュー
熱い男達 狼は瞑らない (ハルキ文庫)
主人公が狙われる陰謀の設定にやや無理が感じられたものの,それを補って余りある登場人物一人ひとりのキャラクター造型でグイグイ読ませる山岳冒険小説の秀作。
自らの生命をかけて,見ず知らずの遭難者の救助に向かう山岳警備隊のスゴさ。そして,そんな彼らを寄せ付けない大自然の圧倒的なパワー。そのディテールを「これでもか!」というほど徹底的に書き込み,見事なまでの臨場感を演出している。これは是非,実際に読んで体感して下さい。
それにしても,この臨場感と熱い男達を描き出す筆力の達者ぶり。かえすがえすも,中途半端な陰謀設定が惜しい!
山岳小説?の傑作! 狼は瞑らない (ハルキ文庫)
と紹介されてましたが、まさにその通りだと思います。構成は主人公が幼少の頃・SP時代・山岳警備隊時代と分かれており、それぞれが伏線を持ちながら、からみあっていきます。山登りはしたことないですが、登山にまつわる知識・危険性などの解説がリアリティを増幅してくれます。ハリウッド映画ばりの壮大なストーリー。一読の価値はあると思います。
山を駆け巡る主人公 狼は瞑らない (ハルキ文庫)
元SPの主人公は、護衛していた大物政治家の秘密を知って命を狙われ、重症を負う。SPを辞め、故郷に近い北アルプスの山岳警備隊員になった主人公に、大物政治家の魔の手がのびる。 前半は、山岳での遭難救助が中心。映画で見るような過酷な条件での救助を楽しむことができます。後半は、盛り上がってきます。二重、三重にはりめぐらされた罠、誰が味方で、誰が敵なのか?銃弾をかい潜り、主人公が北アルプスを疾走します。 筋は単純ですが、主人公以上に、「いろいろ、かかえた」多くの脇役も活躍します。いろいろな人物も楽しめる本でした。
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