カスタマーレビュー
子供の頃の記憶・・・ 青い空を、白い雲がかけてった―Hiroshi Asuna memorial edition (Beam comix)
私がこの作品に触れたのは、小学校1〜2年生の時でした 当時は他の漫画が目当てで掲載誌を購入してたのですが この作品は私にとって所謂「読み飛ばす」作品でした。 しかし20年以上が経過した今でも心の片隅に断片的に 記憶として残って居たので「何かがある」と言う思いもあり じっくり読んでみようと思い立ちました。 切ない・・・決して悲しい話ばかりではないのだが 何故か切ない、なんかこう胸がギュ〜っとなる切なさがある 読み終えた後自分の中学生時代をつい振り返ってみて あの頃にはもう戻れない事を再認識させられて更に切なくなりました。
楽しみに待った、あのころ 青い空を、白い雲がかけてった―Hiroshi Asuna memorial edition (Beam comix)
この漫画がチャンピオンに連載されていた頃、私は13才から18才という、最も多感な時期を過ごしていました。主人公ツトムに共感とか羨ましさを抱き、ヨシベエが「…だって」と顔を伏せてつぶやく表情に胸を締め付けられたものです。それほどまでに私にとって等身大の世界でした。 当時のチャンピオンは「ブラックジャック」「マカロニほうれん荘」「がきデカ」「ドカベン」などお化け漫画のオンパレードだったのですが、思い出したように不定期で読めるこの地味な漫画を、どれほど楽しみにしていたことでしょうか。 一度だけ『著者近影』が掲載されたとき、この繊細な漫画の著者が、スポーツ刈りみたいなぱっとしないオッサンであることに、多分な意外さを感じました。その時の感覚までも鮮明に覚えています。 今、再び読む機会に恵まれ、当時の自分や自分を取り巻いていたあらゆるものも含めて、残念ながらこの単行本に取り上げられなかった掲載分までも、思い出すことができます。これは私一人のことではないでしょう。 「あすなひろしの作品がさ、復刻されたんだよ」ということを、共通の話題にできる仲間が、多くいることを信じて疑いません。また、最近になって初めて読んだ人であっても、虜になってしまうに違いないと、信じて疑わないのです。
あすな作品は現代オタクの琴線に触れました。 青い空を、白い雲がかけてった―Hiroshi Asuna memorial edition (Beam comix)
これは本当にとんでもない作家がいたものだ……。 視覚的(ビジュアル)表現としては筆者がタルコフスキー以来の衝撃を受けた美しい降雪描写。仙厓の禅画を彷彿とさせるような、読者の心の隅々までを照らし出し、悦びで染め上げてくれる楽しいデフォルメ絵。昨今のオタ業界の基準で言えば、決して美少女とは言えないはずなのに、現代の萌えオタ(俺)を「ローゼンメイデン」の生き人形級に萌えさせる幼馴染みキャラ、ヨシベエ。 あすなひろしは“これから”の漫画家です。印刷技術が彼の細密な原稿を活かしきるほどに発達し、恐らくは需要を担うであろう、楽園願望と妄想力に溢れるオタ達(もちろん筆者を含む)が出現した今、あすなひろしは――売り方を間違えないかぎり――売れる作家です。少女マンガ作品等の出版を強く望みます。
心に残るストーリーと画 青い空を、白い雲がかけてった―Hiroshi Asuna memorial edition (Beam comix)
一般にはさほど知られていない作家かも知れないが、いしかわじゅん、ますむらひろし、桂正和、きたがわ翔 など多くの作家が影響を受けている。また1959年デビュー以来暫く少女漫画を中心に活動し、(いわゆる)少女漫画の「24年組」への影響も少なくないといわれる作家である。本誌の解説は大月隆寛氏。 作品は、日常生活をほのぼのと描きつつ、そこに潜む哀しさを直接描かずして描き出している(え?意味不明?作品を見れば判ります)。 また、ストーリーだけでなく、繊細な画にも注目して欲しい(が、残念ながらこの版型では充分に伝わらないのが哀しい)。 この本は、1976〜81年の間、週間少年チャンピオンに不定期連載(各話読み切り)された、中学2年のツトムくんを主人公とする物語。大きな事件は起きないが、転校生や誤配郵便、飼猫の行方不明事件など日常生活を通じて、少年から青年にかわりつつあるツトムくんのココロの成長を描いている。
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