カスタマーレビュー
スペルミスが減った。 語源とイラストで一気に覚える英単語 (アスカカルチャー)
英検準1級と1級の教本には語源から単語を覚える方法がさらっと紹介してあるのですが、そこで不完全燃焼(もの足りない)に陥ったのでこちらのテキストを購入しました。
一通り覚えてみて一番に実感できたのは、「スペルミスが減った!」ということです。お恥ずかしながら、以前はpreciseをprisiceと綴ってしまうようなミスが結構あったのですが、「pre-以前に」「cis-切る」という語源が合わさったものだという根本的な単語の造りを理解したことによって、このようなミスはぐんと減りました。スペルがふと思い出せない時の「とっかかり」としても役に立ちます。
また、conspireは「陰謀をたくらむ、共謀する」という意ですが、「con-共に」「spire-息」という語源知識があれば、この単語が「一人で何かをたくらむ」場合には使えないというのも自然と納得がいきます。このような単語理解には非常に有用です。
それらの意味では「語彙対策としての語源学習」に加えて、ライティングの際にも効用があるでしょう。
あとは私は英語を教える事もあるのですが、「centが100を意味する」という事などを知っておいたおかげで、生徒の前で「centuryやpercentはどちらも100に関係するし、さらにドルやユーロの、通貨の100分の1はcent(セント)でしょ?」などというように、子供が「へえええ〜〜〜」と感心するような事も言えるようになりました(笑)。
ただし「単語を早く覚えたいから」という理由で語源を学習するのは、(長い目で見ない限り)おすすめできません。それに見合う量の語源を覚えるだけでかなり手間がかかるからです。「1、2ヵ月で語源を覚え、さらに単語速習効果や未知の語の意味を予想できる効果を出す」というのは無理があると思います。大学受験くらいなら普通に単語を覚えたほうが早いような気も。まあ、合う合わないもあるでしょうし、あくまで私の主観ですが。
本書で単語を覚えるのは難しい 語源とイラストで一気に覚える英単語 (アスカカルチャー)
語源を知ることで、知らない単語に遭遇しても、
語源から単語の意味を類推できる可能性が広がる。
たとえば、remindという単語の意味を知らなくても、
語源を知っていれば、
re「再び」+mind「心」=remind「思い出させる」
とイメージできる。
これが語源をマスターする利点だと思う。
しかし、本書の謳い文句のように、
効率よく一気に単語を覚えられるかというと、
とてもそうとは思えない。特に本書の場合、
強引なこじつけや説明不十分の単語が非常に多く、
単語を覚える何の手助けにもならない。
たとえば、
re「後ろへ」+fer「運ぶ」=refer「言及する」
に関しては、何ら補足説明がない。
どうして「後ろへ運ぶ」=「言及する」になるのか、
疑問が頭に残り、単語を覚えるどころではない。
本書では、決して暗記しようとせずに、
読み物としてさっと読み流すのがよいだろう。
そして、自分で納得できたものだけ
記憶にとどめておけば十分だと思う。
微妙な本です 語源とイラストで一気に覚える英単語 (アスカカルチャー)
確かに著者の主張するように、語彙を増やすには語源を理解してわからない
単語も推測するのがいいのは賛成なのですが、いかんせん、本書はわかりにくいと
感じます。
恐らく理由は、
・説明が不十分。語源同士の組合せから意味を説明しているがかなり苦しい。
そのためいま一つ理解できない。まして、原義から別の意味に変容している
場合には、あまり意味が無い。
・イラストがあまり記憶定着に役立っていると感じられない。
イラストと語源の結びつきが、?と思われることが多数。
・音声が無い。自分は耳から憶える派なので。。。
辞書的にこれと、Hyper...の方とを使って単語を引くようなやり方も
してみましたが、語彙数が少ないのでうまくいかない。これなら辞書を
引く方が数倍早くいい。(語源説明のある辞書は沢山ありますから。)
雑学的に既知の単語の構造と語源を知るのには適しています。
ということで甘めの星4つです。
感覚が身につく 語源とイラストで一気に覚える英単語 (アスカカルチャー)
ハイパーに比べるとこちらの方が、読んでいて説得力があるように思います。語源がわかるから語彙が飛躍的に伸びるというわけにはいきませんが、語源の感覚を養うことで次第に語彙力をつけるのが容易になることは確かです。語源本では、語源で速攻や、最近出たまんだらなど多数ありますが、つむぐ英単語がもっともわかりやすく示してあり、使い勝手もいいでしょう。
手元に置いておきたい一冊! 語源とイラストで一気に覚える英単語 (アスカカルチャー)
英単語は基本となる語幹、意味を与える接頭語、形を現す接尾語から成っている。夥しい数の英単語を憶えようとすると絶望的な気持ちになってしまうが、この3つの部品のイメージと働きを抑え、そこから類推してゆくことで知識の量を大きく広げることができる。
この本では代表的な各部品を馴染みのある単語を例に取り、分かりやすいイメージを提示してくれる。
論理的かつシンプルに整理されているので、読み物としても雑学的な面白さがあり、初心者にも取っ付きやすい。
手元に置いておきたい一冊。
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